くらま さんの感想・評価
2.9
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
違和感は作品内で回収された
2021/5/29 評価点を下方見直し
相変わらず原作は名前だけ。
そういえばあらすじすら知らずに視聴。
キャラデザは好み。
作画はキレイなのですが、なんか街中とかモブの生気がなくて好みではなかったのです。
演出としても手法としても間違いではないですが。(作品間違えてたらごめんなさい)
根暗主人公が変わるきっかけは、ヒロイン?による叱責と激励?によるもの。
ゲームで勝てない相手(主人公)がどんな素敵な人なのかと思ってオフ会したら、みすぼらしかったんだって。
まあ、気持ちはわかる。
人に会うならそれなりの礼儀、身だしなみとかありますからね。
出会って数秒で伝えたのはそれほどの期待があったからなのでしょう。
ヒロイン?の子、話しが進むにつれ、なかなかの違和感を覚える言動。
自身が有能で色々自覚あり、かつ無自覚に振る舞い周りを動かし、それを俯瞰してみてる、的な。
例えるなら、実はこの物語の世界設定として主人公ポジション(強キャラ)で、登場人物ほか読者、視聴者も含めてサブキャラ、モブ視点としてみせるのが狙いなのかな、と。
自身は一歩引いて目立たない様に過ごし、近しい周りからは凄い凄い、流石ヒロイン?と持て囃されるのもどこかでみるいつものアレ。
圧倒的な違和感は主人公に対し、●●に告白しろ、等、人の心に対し直接的な行動を要求する言動。
ゲームのフラグ立て、ミッション攻略の作業的な。
●●が例えば主人公の気になる子、とかであれば少しは和らぐのですが、具体的な人物に対して行われるのです。
コイツ、ヤベェ。。。
(あたおか!でしたかね、口癖)
そんな違和感を持ちつつ物語終盤。
主人公もヒロイン?より受けた違和感をぶつけ、これまでヒロインから言われるまま変わろうとした自身とは決別、自身の意思で変わる事を決意します。
わたし含め多くの読者、視聴者が覚えたであろうヒロイン?への違和感、一言で言うと面倒臭い厨二、もしくは人として鬼畜、屑属性の持ち主。
その設定も作品のギミックであったのは良い意味で意外でした。
そこは途中で切らなくて良かったな、と。
立ち位置はヒロインではなく、敵、ラスボス?って事で良いのかな?
人に対する関心を当事者として意識させるのが目的かな。
さて、恒例のキャラ判定ですが緑キャラは不在かな、もしくは印象にない。
緑と同等レベルで白キャラが好きなのですが、この白キャラがかわい過ぎます。
菊池さんというのですが、件の鬼畜ヒロインの真逆の存在で、恐らくアナグラムで『きちく→きくち』なのかな、と。
嘘です、テキトーな戯言です。
主人公キャラとお似合いな感じで、多分人気キャラなので原作者に蔑ろにされそう。
ここまで露骨だと、あの娘ルートで進むんだろうな、と。
きゃつめが負かされてデレるのもなんか違うだろうし、二期があってもどうかな。。。
ラスボスが主人公にアドバイスしつつ、根幹ではその周りに対してなんやかんやするのを阻止する、的な話しだったら面白いんだろうけど。
おれたたエンドなので、期待半分。
あの娘の言動にイラッとしながら主人公の手腕に楽しみを覚える事が出来ればなんとか続けられそう。
なお、不安8割で計算合わず。