プラ さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
選ばれるのは、誰?
一期は中だるみ&作画崩壊のコンボで、声優の無駄遣いに終わった残念なアニメだった。
しかし、二期は制作会社も変わって作画が良くなったということで、せっかくなので見てみることにした。
13話に収めるために、若干駆け足だった気がする。なんとなく誰が選ばれそうかは分かったが、結末は劇場版らしい。
一期で恋心を見せていたのは一花と三玖だけだったが、二期は二乃が風太郎争奪戦に参戦。四葉と五月は一見恋愛レースに参戦していないように見えたが。。。
一花:風太郎にひそかに恋心を抱いていたが、だんだんと強くなっていく。おおらかで大胆に見えて、恋愛には意外と奥手。長女である自分は姉妹を支えないといけない立場であり、遠慮していたが、不満が爆発。卑怯な手を使って風太郎を奪取しようとするも失敗。そのせいで一時期姉妹間の仲が悪くなるも、「一家の長」という役割を押し付けていたことをみんなで反省し、仲直り。結局、風太郎にはフラれてしまった。
二乃:イヤよイヤよも好きのうち。風太郎を邪険に扱っていたのも、好きの裏返しだったようだ。自分が風太郎の事が好きだったことに気付いてから、一気にたたみかける。五人の中で、最初に風太郎に告白。風太郎もまんざらでもないようだったが、正式な返事はしていない。返事をもらえずとも、積極的なアプローチをずっと続けている。姉妹でいちばん仲が悪かった三玖を恋のライバルとしながらも、三玖を助けるような姉妹思いの一面も見せた。
三玖:風太郎への想いは人一倍強く、五人の中でいちばん純粋な恋心を抱いていた。しかし、おとなしくて引っ込み思案な性格であるため、風太郎に気付いてもらえるようなアプローチはできない。うじうじしているのを見かねた二乃に助けてもらいながらも、ついに風太郎への想いを伝える・・・はずだったが、なんと最後の最後で手を引いた。風太郎と姉妹みんなを家族として好きだと伝えて、風太郎への想いはそっと心にしまった。
四葉:風太郎への恋愛レースにはエントリーすらしていないように見えた。それは、幼いころに風太郎に会った女の子が自分であることに引け目を感じていたからだろうか。とにかく、姉妹全員の幸せを願って、それを第一に行動していた。姉妹の中でいちばんアホに見えて・・・テストの成績はいつもビリだが・・・誰よりも芯の強い子。最終話の最後のシーンから察するに、風太郎に選ばれるのは四葉らしいが、続編がどのような展開になるのか楽しみである。
五月:ただのご飯ダイスキ少女・・・??風太郎の家庭教師業を積極的にサポートし、パイプ役を担っていた。母の背中を追って、教師になる夢を見つけたらしいが、それも風太郎のおかげであろう。風太郎も五月をいちばん信頼しているようで、幼いころに会った五つ子のうちの誰かを探すのに協力する。五月自身は最初から最後まで風太郎への恋心は見せなかったが、本心は謎である。
五つ子それぞれの想いが交錯する中、果たして誰が風太郎に選ばれるのか。結末が
楽しみである。