鰺鱒 さんの感想・評価
2.3
物語 : 1.5
作画 : 1.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
浅い
原作知らず。
8話くらいで退散しました。
お勧め、しません。
物語:
{netabare}暴力・復讐劇や濡れ場の描写が「売り」なのかな?とは思うが、正直なところ売り物になっているとは思えない。
暴力および主人公の「復讐」は中途半端に感じられ、かつ、復讐としての整合性がみえない。
濡れ場を映す代わりに窓を(無駄に長い時間)映したり、花が生けられた花瓶を(無駄に長い時間)映したりと間延びしすでエロさも霞んだ。{/netabare}
作画:
{netabare}静止画として中の下~下の上といった印象。
動画としては、下。極限までフレーム数を落としてらっしゃいますねー、ってのが感想。{/netabare}
声優:
{netabare}声優さんに非があるのではなく、制作陣によるディレクションならびに元々のお話(原作)がどうしようもないのだろうと思う。主人公の一線振り切れたような笑い声以外は何も印象に残っていません。{/netabare}
キャラ:
{netabare}特に思うことがありません。だって、物語として破綻しているのだもの。破綻した物語に、人物がどう配置されていようが、何にも思えませんです。{/netabare}
音楽:
{netabare}EDの入り(イントロ)がかなり自分好み。OPは、正直記憶にないです。劇伴は、、、あったっけ?
{/netabare}
思うこと:
{netabare}何でも出来ちゃう万能Heal使いの名前がケアル・ケアルガってのはまぁ。。。あ、ケヤル・ケヤルガですか。正直そこら辺はネタとして許容出来ると思います。
そんなことより、主人公さんが本当にあれで「復讐」したと満足できていることに驚きでした。浅いな-、と。作者さんが、真の意味で心底から他者を憎み、疎ましく思ったことがないのではないかとおもえてしまい、僕にとって本作はそこで事実上のThe Endでした。なんだろう、復讐心が芽生えざるを得ないほどにまで他者と関わる&その復讐心を晴らすって、そんなあっさりしたもんじゃないと思うんだよな。
いやだって・・・・フレアさんを性的に屈服させ、思うがままにしたあとに「記憶を消して改竄して」って、めちゃくちゃフレアさんに優しいじゃないの。フレアがフレイアになって以降、フレイアさんは心底からHappyな、新しい人生歩んじゃってますけど。作中で言う「一回目」で主人公自身が受けた虐待、屈辱に対して「一回やったらチャラ」って・・・・そうなの?
フレアの(フレアとしての)自我を残し、それでも主人公の言うがままに行動せざるを得ない状態にし、その上で旅に連れ回すくらいでようやくイーブンな気がするのですが。それが、一回目でのあなたの状態(自我がなかったとき、戻った後含めて)だったのでは?
あれ・・・・ぼく、歪んじゃってる?
題材自体は、もっと面白く出来たようにも思うのです。
{/netabare}
[2021/04/02 v.1]