あーる さんの感想・評価
3.1
物語 : 1.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ご都合主義ハッピーエンド
ジャンプ漫画だから仕方ないけどね。
仕方ないけどね。
食用児の供給システムだけで支配体制を維持してるとかそもそも無理があるし、だとしたらあんな突発的な反乱で簡単に制圧できるのも謎だし、それなら最初から支配なんか出来ないだろって。
血をもらったからって、人間を食べなくても退化しないってだけで別に強くなるわけでなし、血をもらう前から反乱を起こしていたって同じ結果なわけなんだから。
そして全ママが味方になったのはなぜ?
そうそう簡単に説得できる?
民衆の反乱のことなんか知らない状況で、自分たちがあの男を裏切ったところで鬼からすりゃ袋の鼠だってのに?
そして何より、人間の世界、現代じゃん…。
戦争終結が数百年前だから、当時は火縄銃程度で、他の動物を食べて肉体強化できる鬼と互角程度だった、というのはまぁ分かる。
でももうジェット機飛んでるじゃん…。
未だに槍でウホウホ戦うのが関の山、数の暴力で民衆程度に負けるようなの、人類の敵じゃないだろ…。
人間が居住できる地域ほぼ全域を人間が支配している現実世界ですら、その人間同士で領土の奪い合いをしているってのに、人間を食す鬼、それも文明レベルがはるかに劣った存在が広大な土地を持っている状況で、それを奪還しにいかないわけがないでしょ。
領土欲でなくとも、人権団体が騒がないはずがない。
その存在を公にしていないとしたら、鬼の世界から脱出した彼らに自由行動が認められるはずがない。
「ゲート」として出入口がある以上、そこを監視していないわけがないのだから、彼らの自由意志の元の秘密、なんてのは関係なく、監視している政府なり国連相当の存在が、鬼の世界から脱出してきた彼らを隔離の必要なし、と判断しているのだから、その存在は秘匿されているとは考えられない。
一体何がどうなっているのか…。