CiRk さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ラスト2話で面白くなった
陰キャの主人公、友崎が日南の掲げた目標を達成していき脱陰キャを目指す話。
最初の方というか、かなり最後のほうまで今期最低クラスと思っていたが、ラスト二話で自分の中での評価がかなり上がりました。
{netabare}
最初の方は日南が陰キャであることはだめなことと決めつけ、友崎を矯正するために、友崎に目標を掲げる。この辺は見ていてきつい。人生をゲーム化のように見ていて、発言とか行動(告白まで)を強制しているのがかなりきつかった。んですが、11話でこの状況がおかしいと友崎が日南に訴えます。ここで自分の思っていたことを代弁してくれたのが良かったです。
最終回もかなり良かったと思います。ここまで目標としてやらされていたこと(自分から誘う、いじる、提案する)などを自分の意思で日南に対して行えていたのも良く作りこまれてると感じました。ただ、結局日南は何がしたかったのかというところはありますが。
序盤もきつかったと言ったものの、メインストーリーがあんまり絡んでこないみなみの回とかバーベキュー回は良かったです。
総評としては、10話ぐらいまでは微妙と感じてしまっていたのであんまり評価は高くしてませんが、個人的にはかなり満足です。せめて序盤に日南は正しいのかという葛藤を描いていれば序盤のきつさも減っていたんじゃないかなと思います。
あと、キャラデザが酷いハンコ絵なのはどうにかならないものか。
{/netabare}