「ウマ娘 プリティーダービー Season 2(TVアニメ動画)」

総合得点
89.0
感想・評価
679
棚に入れた
2196
ランキング
95
★★★★★ 4.2 (679)
物語
4.3
作画
4.1
声優
4.2
音楽
4.1
キャラ
4.3

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ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

その走りは、奇跡の証明

すっかり競馬の面白さにハマってしまった遊微々です。
ちなみにスペちゃんたち98世代と同期やらせていただいてます。

さてようやくゲームがリリースされ大好評のウマ娘ですが、アニメの2期もそんなセールスに負けないくらい熱を帯びた素晴らしい作品でした。
というか2021年始まってまだ間もないですが、今年のナンバー1は本作で決定してもいいんじゃないかというくらいの面白さ。
1期はその年で有数の1本という感じの出来がいい競技アニメという評価でしたが、2期に関しては年内有数どころか3年に一本レベルの傑作。そもそも史実の時点で非常にドラマに満ちた展開ではあるのですが、それをさらに独自の解釈を加えて更なる王道展開に練り上げた本作のシナリオはまさに感無量。1クールに込められたその圧倒的な熱量の前には終始涙が止まりませんでした。

個人的には8話の天皇賞春以降はほぼほぼ毎回泣いてた記憶。泣かなかったのは11話くらい。9話以降はラストの有馬記念を考えただけで泣いてましたね。
レースシーンに関しても1期に比べて作画と演出に磨きがかかりさらに迫力が増した印象。8話のライスとか素晴らしかったですねホント。
EDのイラストも
ルドルフを追いかけるテイオー→テイオーに手を差し伸べるマックイーン→マックイーンの手を取るテイオー
と、作中でのテイオーの心情を表した演出が実に効果的。特に12話のアレは泣くなという方が無理。
また暗い描写だけでなく、ネタに富んだ笑いをしっかり入れて暗くさせ過ぎない明るい空気を作っていたのも大事。シリアスな作品でも、それ一辺倒だとやはり見ている分には辛いですからね。
最初見た時は疑問符しかなかったウイニングライブも、競馬を学べば非常によく出来た演出だと思います。パドックの見せ方もそうですが、せっかく女の子に擬人化させてるのにただ同じとこグルグル回って歩かせたり、勝った後場内走るだけの光景見て何が楽しいんだっていうね・・・
あくまでも「競馬」ではなく「ウマ娘」というコンテンツとしての魅力を最大限活かすための工夫だと思います。今となってはウイニングライブはレースと並ぶくらい重要だと思います。


ジャパンカップのカットとライスを余りにもヒールに描きすぎているところが気にはなりましたが、それ以外はほとんど文句の付け所がない素晴らしい出来でした。1ヶ月競馬勉強した甲斐があったというもの。3期以降があるのか分かりませんが、その時に備えてより精進しようと思います。



・競馬歴半年で個人的に好きになった歴代競走馬ランキング
ウマ娘きっかけで競馬史を学ぶようになり、その奥深さに感動してしまった私ですが、現時点で好きになった歴代の競走馬をまとめてみました。
レビュー初投稿時はまだ勉強して1ヶ月程度でしたが、そこからさらに勉強したため一部変更しました。
※2022年10月に追加で修正、競馬ハマる程推しが変わる


1位
{netabare}ナリタブライアン

シンボリルドルフ以来史上5頭目となる三冠馬。
驚異的な末脚で他馬を置き去りにするド派手なレース展開は圧巻の一言。
クラシック3冠レースでは走る度に着差を広げ、2位につけた合計着差は15馬身半。これは今なおトップの記録である。
朝日杯3歳ステークス(現フューチュリティステークス)を制して以降のGI5連勝も驚異的。歴代3冠馬の中で、クラシック路線時点でGI5勝を挙げたのはナリタブライアンただ一頭のみ。
しかし順風満帆に思えた道のりは古馬路線に入ると一変。怪我の影響により勝ちきれない暗黒の時代に突入する。
そんな暗闇の中でもわずかに見せた3冠馬としての光。マヤノトップガンとの激しい競り合いを制した96年阪神大賞典。本調子でないとされた中でも、後にGI4勝を挙げる強敵を制した一戦だった。
終わってみれば古馬路線以降は一度もGI勝利を挙げることなく引退。怪我さえなければあのシンボリルドルフを超えられたのではないか、テイエムオペラオーより前に完全制覇を成し遂げられていたのではないか、そんな考えが頭をよぎる名馬である。

「シャドーロールの怪物」とかいう愛称がとにかくカッコよすぎると思うんですよ。サイレンススズカと同じくらいロマンを感じさせるその走り、本当に魅力的です。

ウマ娘での印象:出番増やせバカ!!!{/netabare}


2位
{netabare}サイレンススズカ

メジロパーマー、セイウンスカイ、ツインターボ等逃げ馬のレース展開は人々を熱くさせるが、中でも異彩を放っているのがサイレンススズカ。
駆け引きなどお構いなしで自分のペースで走るだけでレコードを記録する常識破りなレース展開。「逃げて差す」と称された驚異的な脚質。どの馬にもなしえないその異次元の走りは、多くの人々を魅了した。
古馬路線に入ってから、重賞5勝を含む6連勝。
2着に11馬身差のレコード勝ちを収めた98年金鯱賞。
98世代の2強を相手に、影すら踏ませぬ圧倒的な実力を見せた伝説の98年毎日王冠。
そして、98年天皇賞秋。その伝説に、唐突に幕が下ろされた「沈黙の日曜日」。
終わってみればGIは1勝のみ。その悲劇により美化されていると言われる彼の強さだが、しかし最後の最後まで見せたその輝きはあまりにも眩しく、故に人はいつまでも彼に夢を見る。

知れば知るほどロマンの塊。人気があるのも頷けるというもの。毎日王冠は何度見ても目頭が熱くなります。

ウマ娘での印象:「夢。見ている人に夢を与えられるような、そんなウマ娘」日本一のウマ娘とは何かと聞かれた時のスズカさんのセリフ。まさにサイレンススズカがどういう馬であるかを体現していますね。天皇賞秋からの復活というIF展開はアニメならではの演出。素晴らしかったです。{/netabare}


3位
{netabare}オグリキャップ

天才ジョッキー武豊とともに第二次競馬ブームを牽引し、一大ムーブメントを巻き起こした伝説のアイドルホース。
競走馬としてのデビューは地方競馬の笠松競馬場。序盤こそマーチトウショウに2度の敗北を喫するも、5戦目以降は重賞5勝を含む8連勝という快進撃。最終的に12戦10勝という実績を引っ提げて中央競馬へ移籍する。
地方出身ながら中央移籍後も一線級の競走馬を相手に重賞勝ちを収める等活躍。「平成の3強」と称されることになるイナリワンやスーパークリークといった強力なライバルと鎬を削った。
中でも1歳上のタマモクロスとは同じ芦毛馬として激闘を演じ、「芦毛の馬は走らない」と流布されていた当時の競馬界の通説を覆した。
そして、オグリキャップを語る上で外せないのが90年有馬記念。
イナリワンやスーパークリークと言ったライバルは既にターフを去り、オグリ自身もまた、激闘に次ぐ激闘により限界を迎えていた。
同年の天皇賞秋は6着、ジャパンカップは11着、最早GIを勝ちきれる力は残されていなかった。
それでも彼の最後の雄姿を見届けようと中山に詰めかけた18万の大観衆。誰もが勝ちを諦めていた。しかし人々はこの日、新たな歴史の目撃者となる。
オグリキャップ奇跡のラストラン。彼が最後に見せたそのドラマは、今も競馬史に残る名シーンとして人々の心に刻み付けられている。

フィクションにしても余りにも出来すぎているドラマッチな生涯。そりゃ現実にこんな馬いたら人気も出るわと。

ウマ娘での印象:シンデレラグレイのアニメ化早くしろバカ!!{/netabare}


4位
{netabare}キタサンブラック

長年馬主をやっていることで知られた演歌歌手の北島三郎氏。そんな彼と運命的な出会いを遂げたのがキタサンブラック。
2015年クラシック、同期には日本近代競馬の結晶ともいうべき怪物、ドゥラメンテがおり、皐月賞とダービーでは後塵を拝した。しかし菊花賞ではステイヤーとしての能力を発揮、北島オーナーに初のGIのタイトルをもたらした。
古馬になって以降は多くのライバルと鎬を削りながら、着実にGIタイトルを積み重ね、最終的には当時では歴代1位タイとなるGI7勝、獲得賞金ではテイエムオペラオーを抜き歴代1位となる18億7684万3000円を達成した。
元々はそれまでに有力な馬を持っていなかった北島オーナーの所有馬ということもあり、当初は低評価。しかし着実に実績を積み上げたことにより、最終的には皆に愛される不動の人気馬へと成長した。

逃げのステイヤーってめっちゃロマン感じませんか?天皇賞春のスーパーレコードは果たして破られる日が来るのかなー。

ウマ娘での印象:ゲームやってたら分かる、ウマ娘界の人権。単純にキャラクター自体も滅茶苦茶可愛いいので好き。これはみんなから愛されますわ・・・{/netabare}


5位
{netabare}スペシャルウィーク

黄金世代と称される98世代3強の一角。数多のドラマと共にターフを彩った一頭。
天才騎手・武豊に初の栄光を掴ませた98年日本ダービー。
1番人気ながら、グラスワンダーの末脚の前に屈した99年宝塚記念。
本命から外されるも、苦境を跳ね返すような走りを見せ、鞍上武豊に昨年の悪夢からのリベンジを達成させた99年天皇賞秋。
同期であるエルコンドルパサーの仇を取り、日本総大将の意地を見せた99年ジャパンカップ。
そして、再び宿敵グラスワンダーと大接戦を演じた99年有馬記念。
時代が違えばもっと多くの栄光を手にできたかもしれない。しかしライバルに恵まれたからこそ、その一勝はより輝きを増す。良くも悪くも時代に恵まれた一頭だったと言えるかもしれない。

強力なライバルとともにターフを駆け、ドラマチックなレースで人々を沸かせたその競走馬としての生涯、そりゃあ主人公にも抜擢されるわなと納得しました。

ウマ娘での印象:ウマ娘の看板キャラとして同コンテンツを盛り上げてくれてますが、アニメの方は2期の出来があまりに良すぎたために1期主人公として若干霞みがちに。ここでも時代に阻まれるかスペちゃん・・・{/netabare}


6位
{netabare}ダイワスカーレット

ウオッカと共に牡馬を相手に一線級の活躍を見せ、牝馬最強時代を到来させた稀代の名牝。
同期ということもあり、ライバルであるウオッカとはよく比較される。
64年ぶりの牝馬によるダービー制覇、2009年安田記念で見せた圧巻のパフォーマンス、当時歴代最多タイとなるGI7勝等、話題性ではウオッカに分がある印象。
しかし直接対決では5戦3勝とスカーレットの方が勝ち越しており、伝説の一戦と謳われる2008年の天皇賞秋では敗れこそしたものの鼻差2cmの大接戦、両者の実力が極めて伯仲していることを表している。
何よりデビューから引退までの12戦で古馬や牡馬を相手にしながらも全連対を達成した抜群の安定感は見事。「ミスパーフェクト」「緋色の女王」の二つ名はまさに彼女にこそ相応しい。

幻の三冠馬と言われたアグネスタキオン産駒であり、半兄にダイワメジャーを持つというその良血ぶりも彼女の強さと品位を底上げしているように思います。とにかくその存在が美しいと感じました。

ウマ娘での印象:明らかに狙ったかのようなあざとすぎるキャラデザがとにかく好き。一見品位ある高飛車のようで、しかしその実スペちゃんとかにしっかり敬語使ったりスピカの空気に迎合したりといったギャップも魅力。ぶっちゃけ多分一番好き。ウオッカとのW主人公早くしろ。
{/netabare}


7位
{netabare}ブエナビスタ

牝馬最強時代を作り上げた名牝、ウオッカとダイワスカーレット。その2頭の後を追うように現れた新たなる女王こそがブエナビスタ。
父はかつて黄金世代と呼ばれた98世代の先頭を走り続けた名馬、スペシャルウィーク。その末脚と勝負根性は、産駒であるブエナビスタにも色濃く受け継がれていた。
とにかく抜群の安定感を誇る馬で、大敗することがほとんどなく、国内ではラストランとなった有馬記念を除いて掲示板を外したことがない程。そのポテンシャルの高さと、負ける時もあと一歩、あとゴールが50m先にあれば・・・!と思わせるような走りっぷりにファンも魅了され、デビューから19戦連続で1番人気に推されるというJRA記録を持つ。
まさに日本競馬の最前線に君臨し続けた女王であった。

父親を彷彿させる走りが凄く印象的。前年の雪辱を果たした2011年のジャパンカップは心震えるものがありますね。

ウマ娘での印象:(ry
{/netabare}


8位
{netabare}リスグラシュー

国内レースにおいてあのディープインパクトを破った唯一の馬、ハーツクライを父に持つ最強牝馬の一角。
2歳から3歳にかけ、阪神JF2着、桜花賞2着、秋華賞2着と好走を見せるも、いずれも未勝利。
4歳春を終えた時点で、気づけばGI7戦0勝、その内2着が4回と間違いなくその素質の高さは窺えるものの、どうしてもGIまであと一歩届かない日々が続く。
その中で迎えた18年エリザベス女王杯、8度目の挑戦でようやくGIタイトルの獲得に成功する。
しかし彼女の本領はここから。2度の海外遠征を挟んだ後、翌19年の宝塚記念を制しGI2勝目を挙げると、10月には豪州最高峰のレースであるコックスプレートに出走。日本馬として同レースを初めて制覇する快挙を成し遂げる。
そしてラストランとなった同年の有馬記念。サートゥルナーリアやフィエールマンといったGI馬の豪華な顔ぶれが並ぶ中、一際注目を浴びる一頭がいた。
前年に牝馬3冠を制し、ジャパンカップではワールドレコードとなる2分20秒6という驚異的なタイムを記録。後に史上最多となるGI9勝を挙げることとなる現役最強馬、アーモンドアイである。
ハイレベルな争いが予想された同レースであったが、リスグラシューは上がり3ハロン34秒7という末脚を見せ2位に5馬身差の圧勝。牝馬初となる春秋グランプリ制覇を達成するとともに、真の女王が誰であるかを大観衆に見せつけた。

父と同様に古馬路線後半になってから本格化した「遅咲きの大輪」。加えて現役最強と称された強敵を有馬記念で破る姿もまた、父の背中を追うようなカタチに。親子二代で成し遂げた大仕事、実に素晴らしいと感じます。

ウマ娘での印象:早よ(ry{/netabare}


9位
{netabare}サニーブライアン

ナリタブライアンやマヤノトップガン等を輩出したブライアンズタイムを父に持つ二冠馬。
デビューから8戦2勝、重賞未勝利というもう一つな戦績ながら、クラシック初戦の皐月賞に出走。
11番人気の人気薄ながら、見事同レースを制覇し悲願の重賞初勝利をGIで飾る。
しかしこの勝利は幸運に恵まれただけのまぐれ、フロックとしての評価が大半を占め、次戦の日本ダービーでは皐月賞馬ながら6番人気という低評価。
だがここでまたしても、それを覆すかの如く見せた圧巻の逃走劇。見事日本競馬の最高峰であるダービー馬の栄光を掴んだ。

ダービー以降は怪我の影響もあり未出走のまま引退しましたが、同年のダービーに出走していたシルクジャスティスやサイレンススズカの活躍を鑑みると、決して低い実力ではなかったことが窺えます。
騎手を務めた大西直宏騎手もサニーブライアン同様無名に近い引退寸前のジョッキーであり、そんな二人が成し遂げたこの2つの大仕事はまさにドラマ。
何よりこのレースで実況を務めていたフジテレビ・三宅正治アナウンサーの「これはもうフロックでも何でもない!二冠達成!」の名実況は胸に刺さるものがあり、涙なしでは見られません。

ウマ娘での印象:早よ出(ry{/netabare}


10位
{netabare}カレンブーケドール

2019年牝馬クラシック。振り返れば、3冠馬が誕生した2018年や2020年にも負けない超ハイレベルな争いの世代であった。
桜花賞馬、グランアレグリア。短距離からマイルの絶対女王として君臨し、マイルでは史上最強の女王であるアーモンドアイすらも退け、GI6勝を挙げた。まさに令和のノースフライト。
オークス馬、ラヴズオンリーユー。1つ上の世代にアーモンドアイとラッキーライラックという女傑2頭がいたため古馬の壁に阻まれたが、5歳時に覚醒。日本馬としては史上初となる海外GI3勝の年間記録、さらにBCではマルシュロレーヌと共に同レースで日本に初の戴冠をもたらした。
秋華賞馬、クロノジェネシス。国内では一度も掲示板を外すことはなく、上りのタイムも毎回のようにトップ3。グランプリレースではグラスワンダー以来3頭目、牝馬では史上初となる3連覇を達成し、凱旋門賞にも果敢に挑戦した。麗しき芦毛の女王である。
しかし忘れてはならない。そんな強者たちの影に隠れながらも、その未知数のポテンシャルでファンを魅了させた一頭の「可憐」なる少女がいたことを。
カレンブーケドール、2019年牝馬クラシックにおいて、オークスと秋華賞でそれぞれ2着入線を果たした馬である。
通算戦績は17戦2勝。重賞は未勝利。簡単な戦績だけ見れば、取るに足らない馬である。しかしその内訳は、GI3つを含む重賞6レースで2位。さらには17戦の内16戦で掲示板入り。距離も2000~3200mまで幅広く走れる。性格的に競走馬に向いていなかったとされ、先頭に立つと寂しさから抜いてしまうという気性が災いし重賞勝ちは残念ながら無かったが、そのポテンシャルは一線級の馬にも決して劣っておらず、最終獲得賞金は実に4億5800万。これは同じ「カレン」の冠名を持ち、GI2勝の実績を持つスプリント女王・カレンチャンの賞金額すらも上回る数字である。まさに未知数の実力を秘めた、紛れもない名牝である。

実力は凄いのに勝ちきれない、そんなところに猛烈に惹かれてしまうブーケちゃん。個人的に好きなレースは、2019年のオークスと2020年のジャパンカップ。オークスで見せた勝負根性。普通ならあのラヴズオンリーユーの差し脚の勢いであれば1馬身以上離されそうなものだが、並んでからはピッタリと離されなかったところに、この馬の気性と潜在能力の高さがよく出ています。2020年のジャパンカップ、3冠馬3頭が上位を占める中で、3位のデアリングタクトにハナ差の4位まで迫っているあたりに、この馬の能力の高さを感じずにはいられませんね。

ウマ娘での印象:早よ出せ。{/netabare}


※最初期は4位だった馬
{netabare}トウカイテイオー

無敗の三冠馬、「皇帝」シンボリルドルフの初年度産駒にして最高傑作。
デビューから6戦全勝で見事クラシック2冠を達成し、その血統と才能を証明してみせた。
しかし順調に思えた彼の競技生活はここまで。以降は「ガラスの足」とも形容された自身の怪我との闘いの日々。栄光と挫折を繰り返す苦難の道を歩むこととなる。
「名優」メジロマックイーンの前に屈し、初めて敗北の味を舐めた92年天皇賞春。
5番人気ながら2冠馬としての意地を見せ、父ルドルフ以来となる栄光を日本馬にもたらした92年ジャパンカップ。
そして、93年有馬記念。
前走から中1年空けてのレース復帰。その挑戦を無謀だと思う人がいた。彼の走りにもう一度夢を見る人がいた。トウカイテイオーを、諦めなかった人々がいた。
トウカイテイオー奇跡の復活優勝。それはまさに、3年前のあの光景と同じ。暮れの中山に、再び神が舞い降りた瞬間だった。

とにかくその生き様にはドラマしか感じません。彼の走りとその感動を生で経験していた人たちが羨ましいですね。

ウマ娘での印象:テイオオオオオオオオオオオオ!!!!!
        うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
        テイオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!{/netabare}

投稿 : 2022/10/04
閲覧 : 769
サンキュー:

68

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