テナ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
成長
作品の第一印象としては主人公の前島を好きになれるかでしょうか?
彼は1種の天才であり全てのスポーツの他人の技や動きを完コピしアレンジをすることが出来る。
その事からか少し自意識過剰な部分がありスケート部の面々を挑発する様な部分もあり、いざスケートに復帰したかったと気づくと何事もないように入部しようとする。
そして過去の栄光をチラつかせて勝手な行動をするなど、この主人公は好き嫌いが別れる気がしますね。
それでも、主人公が団体の中心になって行き少しずつ馴染んで行くのがこの作品の面白さの1つだと思うので、その点が気にならなければ中々面白くなって行きます。
スケートもしっかりスケートをしています。
素敵だと思ったのはチームが纏まって成長して行く過程でしょうか。
最初は仲間だと認めてなかったり喧嘩したり反発したりとチームとしては最低で…
でも、一緒に頑張っているとお互いを認めあって行く。
主人公の前島だって最初よりも仲間と連携する事を意識出来るまでに成長したり、周りのメンバーも前島には冷たい態度などが有りましたがチームとして纏まり始めてからは認めあって行きます。
監督も最初は無関心だったのに自分の技を教える事を決めたり。
自分に出来ることを探して自分はステージに立てないからチームに思いを託してチームの為にデータを集めて監督に土下座をしまでも技を教えて欲しいと頼み込んだり。
彼らは最終的チームの為に戦えるほどに成長しました。
そうした成長がセリフや映像に細かく記されていてわかりやすかったです。
ラストの演技は良かったですね。
チャレンジ精神ある演技って私も結構好きなのですごく良かったです⸜(๑⃙⃘'ᗜ'๑⃙⃘)⸝
可能性が低くてもチャンスがあるのならチャレンジするべきですよね。
可能性あるのにチャレンジしないで終えて負けたとしたらきっと後悔しちゃうと思うのです。
でも、逆転する可能性があるのなら!
やってみるのがベストだと思います。
そして結果はなんと金メダル(*/∇\*)キャ
後、篠崎との和解にはビックリしました。
篠崎は悪気なかったのですね。
作中を見てみる分にはクールと言うか眼中にない感じがしてましたが……
あと、最後の予告枠?使った篠崎は面白かったですねw