まつまつ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
怪物とか鬼とか呪いとか最近ブームなジャンルの作品
怪物(けもの)と人間が共存する世界の話。
怪物と言っても人間界で生活している者は人としての姿をし上手く共存している一方、人を襲い悪さをする者もいる。
東京で探偵事務所を営む隠神は狸の怪物であるが、基本的には人間の味方であり、怪物によって発生した事件を解決していく。
隠神は鬼と人間の半妖で不死身の夏羽、蜘蛛と人間の半妖識、雪男子の晶という3人の孤児の面倒を見ながら探偵の仕事を手伝わせている。
日本の警察を牛耳る狐の妖怪、飯生は人間の味方をしているように見せかけ何か大きな事を企んでいるが目的はまだ分からない。
ただ、結石と呼ばれる日本に幾つか存在する強力な力を持つ石を探しており、夏羽の持つ命結石も狙っている。
前半は探偵社の3人が協力して依頼を受けた事件を解決していく。
後半は識と晶の出生の生い立ちがメインとなっている。
最初に持った印象は現代版ゲゲゲの鬼太郎的な感じで、良い妖怪が悪い妖怪を倒していくといった印象。
識の生い立ちの回はなかなか面白かった。
今後夏羽の両親を探す旅になりそうだが、そこで話が終わっているので今後に期待。
あとは晶の声がハイキューの日向役の村瀬歩さんだったが、まるで女の子のような声で演じているのが印象的だった。
また、飯生役の花澤香菜さんや野火丸役の下野紘さんも最近演じていた役柄とはちょっと違うタイプのキャラだったので意外性のある配役ではあった。