くらま さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
たかを括っててごめんなさい
タイトルは以前から耳にしておりましたがアニメ化で初視聴。
転生前の記憶も濃く残り、子供ながらちょっと下品な主人公。
脳内再生は転生前の声がそのまま喋るという『やっと』か、という設定。
絵もキレイでキャラデザも良好。
主人公が下品でその父親も逸材ではありますが、サブキャラも良くも悪くも魅力的に描かれています。
さて、本作における転生主人公。
素質はあるものの、単なるチートではなく努力してその能力を得ます。
タイトル回収してますね。
周りと比較しても申し分ない強さ(と物理系の弱さ)と知識、そして機転の良さがありますが、しかし(アニメ)物語終盤になると簡単に解決出来ません。
失敗も挫折もしますがそれでも放棄せず、本気で考え、本気で物事に取り組む好感の持てるキャラ。
周りから囃し立てられ、煽てられ流されて、といったご都合主義ではなく、また都合の良い敵の登場や都合の良いイベントによる進行は少ないです。
むしろ端々、会話の選択ミスがアレば物語自体の終わりもあったかと。
特に性的描写や暴力的描写が生々しくもある本作ですが、本筋は分かり易いご都合主義ではありません。
テンポ良くフラストレーションも溜まりにくいシナリオにはカタルシスを得られるかと。
上述の描写が安易に人に勧められないので残念ですが。
さて恒例の緑キャラ判定です。
おめでとうございます、本作の緑色キャラは超かわいいです。
青キャラも衝撃的なかわいさでしたが、緑キャラはかわい過ぎます。
赤キャラは当初とんでもない輩でしたが、終盤にかわいさが増します。
わたくしどうも緑色キャラでお気に入りが居ると作品に対し甘い判定をしてしまう模様。
作品を観る前のわたくしより
『たかを括っててごめんなさい。』の一言が。
OPはかなり作風にあった曲で、物語のBGM的な演出で流れるのも良いです。
1クール目は物語の転機でもある学校入学のための長期アルバイト編からの怒涛の展開でしたが、2クール目はどこまで行くのでしょうか、学校編はまだまだ先そうですかね。
性的描写、暴力的描写が苦手なのですが、それを補って余りある作品であるかと思います。
最後まで観たい作品ですので、円盤購入して応援します。