Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
君と出会った あの夢のような日の夢を
この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版第1期は視聴済です。
TVアニメ版第1期が放送されたのは2019年の冬アニメなので今から2年前になりますが、記憶に新しい作品です。
その理由は言わずもがなですが、「超」を付けても全然足りない声優陣の豪華さです。
主人公である上杉風太郎のCVは松岡さんなので、この時点で私に「視聴しない」という選択肢は無いのですが、この作品のポイントはそれだけじゃありませんよね。
五つ子姉妹を演じる声優さんたちがヤバいくらい凄いんです。
中野一花:香菜ちゃん
中野二乃:あやち
中野三玖:みっく
中野四葉:あやねる
中野五月:いのりちゃん
どうです、この耳が幸せになる布陣は…
もうこれだけでお腹いっぱいになっちゃいそうです^^;
「落第寸前」「勉強嫌い」の美少女五つ子を、
アルバイト家庭教師として「卒業」まで導くことになった風太郎。
林間学校での様々なイベントを通し、さらに信頼が深まった風太郎と五つ子たち。
そして今度こそ、五つ子たちの赤点回避をすべく
家庭教師業に邁進しようとした矢先にトラブルが続出。
さらに風太郎の初恋の相手である“写真の子”が現れ・・・!?
風太郎と五つ子の新たな試験が幕を開ける──!!
公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
第1期では胸の奥底に秘めていた五つ子達それぞれの思いが一気に動き出します。
でも例え五つ子で同じところが沢山あったとしても、思いに対するアプローチの仕方は十人十色。
自分の気持ちをぶつけられる姉妹もいれば、自分に自信を持てない姉妹だっている…
自分の身を一歩引いている姉妹もいれば、ありとあらゆる知略を巡らす姉妹だって…
でも、根っこの部分はみんな一緒なんですよね。
そしてお互い姉妹がとても大切だから突っ走れない…
本当に愛くるしいほどの姉妹愛を堪能させて貰いましたよ。
きっとこの関係性や想いがこの作品の醍醐味なんだと私は思っています。
一方、物語の方は色々と謎が解けてきました。
風太郎の初恋の相手である"写真の子"の正体だったり、五つ子ちゃんたちのこれまでの生い立ちだったり…
今でこそ高級そうなマンションの最上階に姉妹揃って住んでいますが、彼女たちはこれまで決して順風満帆な生活を送ってきたわけではありませんでした。
でも一つだけ変わらないモノがあるとすれば、彼女たちは常に5人一緒であることを選択し続けきた、ということです。
5人一緒にいるためなら何をも厭わない…
そんな彼女たちの覚悟は生半可のモノではありませんでした。
第11話と第12話のタイトルは「シスターズウォー」
彼女たちの瞳には、きっとこれまでの彼女たちの関係性をも凌駕する輝きが見えていたのでしょう…
衝動に突き動かされるのもある意味必然だったのだと思います。
目まぐるしく状況の変化する中で、彼女たちは一体どの方向に収束していくのか…
ホント仲良し五つ子姉妹ならではの展開だったのではないでしょうか。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
オープニングテーマは、「五等分のカタチ」
エンディングテーマは、「はつこい」
どちらも中野家の五つ子が歌っています。
1クール全12話の物語でした。
最終話のラストで続編の制作が発表されました。
これは非常に嬉しいことなのですが、最終話Cパートの展開が気になって仕方ありません。
この第2期を視聴して、みっく演じる三玖にぞっこんになった私にとっては
少し複雑な展開だったんですけど…
あれはネタバレ…なの?
第3期は周知の事実となった結末に向けてその道筋を辿っていく展開になるの?
いやいや、この手の作品でその展開はないでしょう。
きっと別の何かの布石だったと理解しておこうと思います。
その方が第3期の視聴意欲も増しましになるので…