CiRk さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
オカルトがそこそこ好きだから楽しめた
基本は一話完結でオカルトや都市伝説上の敵が現れる裏世界を探索したり、その敵を倒したりする話。
原作勢からの評判はかなり悪いらしいが、原作を知らない自分はそこそこ楽しめた。
{netabare}
良かった点としては、基本一話完結なのでテンポがよく、毎話別の話を楽しめるところ。
エレベーターで裏世界に行ったり、くねくねだったり、一度は目にしたことのあるような都市伝説などがベースにされており、そういうものに興味があればたぶん楽しめる。結構話の再現もできていたと思う。
前半の方(7話ぐらいまで)はかなりホラー感を出せていたと思うし、最終話ではきさらぎ駅回で見捨てた米軍を救出する話が描かれるが、話の盛り上がりが作れており、緊張感もあってとても良かった。個人的にはきさらぎ駅の回がホラーな雰囲気が上手く作れていて好きだった。
一方で悪かった点は、いろんな敵がいるのにもかかわらず戦闘が基本ワンパなこと。敵側の攻撃(?)も基本ワンパだし、攻略法とかも基本ないので、主人公が目で見ている間に他の人が銃等で倒すか、逃げてゲートに入るかのどちらかが多い。それとグリッジとかの設定も(今後何かあるのかもしれないが)必要性が薄い。冴月を探すという本来の目的も希薄になっているような気がした。
それと主人公に魅力がない。平気で米軍を見捨てたりだとか、見た人大半はクズという印象を持つと思う。個人的には声優もあっていなかったと思う
作画の話だけど、主人公がオッドアイでなくなっている作画ミス(もしかしたら違うかも?)がかなり頻発してた気がする。
{/netabare}