tinzei さんの感想・評価
2.6
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
グロ描写は凝ってたけど、艦とか敵戦闘機の描写はテキトーな感じ
長編小説の一部をova化した作品。
「人間を生み出したとされる神が帰ってきて文明が発展した人間と戦争を始めた。」
設定を要約すればこんな感じだけど、設定自体は嫌いじゃない。ただこのova自体、物語の根幹に迫るような話じゃなくて、火星における敵の一拠点(空母)を叩くだけだから、原作小説を読んでない人間からするとわけわかんない。
全体的に作画が見にくい。明るい艦内とか都市部はともかく、敵の内部とか暗い場所での出来事はよく分からない。後、火星っていう舞台のせいか砂嵐とか赤砂の見にくさもある。
正直エロ目的で観てるから、原作なんか知らないし、作画もグロ描写は鮮明だけど艦とか敵の要塞デザインは80年代のSF映画程細やかじゃないし、そこまで興味が湧くovaでもなかった。
エロに関してもセックスとか乳首シーンはあるけど、最初のセックスが暗い場所での出来事だからすごい観にくいし、サーモセンサーで絡みを表現してたけどさすがにサーモセンサーじゃエロさを感じない。唯一ヒロイン?が幻になって現れるシーンの乳首は良かった。
【あらすじ】
人類側の軍人である亜空は長いリハビリが終わり火星のアキレススプリングスという都市へ赴任する。そこでかつての部下や新しい部下と対面する。だが直後神のスパイによるテロが起き、そこで恋人?で情報部に務めるダーサと出会う。部下と共に新しい艦を見た後、ダーサと会いセックスをする。その際ダーサの爪が亜空の背中に刺さる。
しばらくした後、ダーサの元上司で情報部のコールマンと会い、ダーサが墜落した神の手下の尋問任務からスパイになった可能性を聞かされる。亜空は少し気になり神の汚染検査をしている女医リーから薬をもらう。
その夜亜空とダーサはまたセックスをしようとするが薬を盛られ変な夢を見る。目覚めると夢で言われた通り、アキレススプリングスが空襲を受けていた。ダーサはスパイとなり亜空に銃を向けるが亜空は仕方なくダーサを殺す。その後コールマンがやってきてダーサから受け取った物を寄越せと言う。亜空はこのコールマンもスパイと分かり殺す。亜空は艦に急ぎ脱出する。
艦隊と合流した亜空は総司令から地獄と呼ばれる敵の空母の撃破を命じられる。亜空は部下たちと共に空母を探すがその間ダーサの幻影に惑わされる。空母を見つけた亜空たちは空母が真上を通るのを待ち、亜空たちがパワードスーツで潜入する方法をとる。無事潜入した亜空たちは敵の攻撃で味方を減らしながらも敵中枢に着き核をセットする。だが敵の攻撃で幻を見せられ亜空は核のスイッチを切ろうとしてしまう。だが部下達の言葉で立ち直り核を爆破させ、自分たちは敵の戦闘機で脱出、見事地獄をやっつける。