ブラッキー さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
気持ち悪い
なろうが酷いという話をよく聞くし、レビューを見る限り大半はやばそうなので今まで見たことがないが、せっかくなので一話だけでも見てみようと思った。
正直、後悔しかなかった。何せ世界観がひたすら気持ち悪い。今まで多くのなろうを読んできたが面白くないものの、それだけで終わっていることが多かった。しかし、これは面白くない上に吐き気を催すという状態であった。
まず、登場人物がろくでもない人間しかいない。基本的に主人公を見下す人間か主人公に心酔している人間しかいない。主人公は下級貴族なのだが、下級貴族にたいする当りがあまりにも強すぎる。下級貴族に親でも殺されたのかと思うほどである。
これで、主人公が人格的に優れてるとかなら救いが(一応)あるのだと思うが、主人公も屑である。ある日、隠しダンジョンを見つけ、そこにはいる(正直主人公しか発見できた人がいなかっただけで主人公以外の人間も発見さえすれば入れそうな感じなのでタイトルが適切かどうかが悩ましいように思える)と、昔強かったらしい女の人がいて、その女の人のアドバイスに従うと、主人公が強くなるというストーリーである。この世界はなろうなので剣と魔法のいろいろはあるのだが(わからない人はなろう系でググってください)そのほかにLPという概念がある。MP以外の能力値が存在するタイプのゲームはよくあるため、それ単体では大したことがないのだが、このLPは喜びの感情(興奮的なものを感じると上昇すると考えていい。正直あまり細かいところは覚えてない)を持つことで増えるという。LPを使えば、とんでもないことが多くできる(俗にいう都合のいいこと)ため、主人公はLPをためるために奔走するが、その方法がヒロインたちとのスキンシップである。魅力もない主人公のスキンシップは本当に気持ち悪かった。まあ、主人公のスキル(何でも知ることができるが、代償で頭がすごく痛くなる)の代償の対処方法でヒロインに抱いてもらって解決って時点ですでに気持ち悪いが。
と、このように主人公含めた登場人物の誰一人として魅力を感じないところで糞展開が繰り広げられる(正直一話に限定してもこれ以上に気持ち悪い展開が数多く存在する)ため、正直視聴は一切お勧めできない。
なろうを見たいなら、ラストダンジョンの方が幾分か気持ち悪さもなくていいと思う。