tinzei さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
メインヒロインとしての立場無くない?
有名漫画のova作品、全6話×30分。
簡単に言えばちょっとエッチなシリアスありのダークファンタジー。
まあovaだし乳首目的で観てるから、ストーリーは特に気にしてなかったけど、一応原作未読者にも分かり易くできてたし、完結してない割には面白い作品だった。
ただメインヒロインのティアの存在感が薄い。途中からダークシュナイダーのことが好きなシーラ姫や恋人兼娘のネイが出てくるし、ダークシュナイダーを復活させる重要な役どころはあるけどヒロインとしての役どころは少ない、原作だとどうなるのか知らないけど。少なくともこのova全6話だとヒロインとしての価値はない。
エロに関して、乳首シーンはいくつかあったけど、セックスシーンがほとんど無かったのは残念。ネイと和解した時に仲直りセックスするのかと思ったけど、ダークシュナイダーはすぐ死んじゃうし復活した後も、「俺たちの戦いはこれからだ」的な終わり方をするから良くない。
ed最初諏訪部さん歌ってるのかと思ったけど、年代的にあり得ないよな(笑)
【各話あらすじ】
1→破壊神復活を目論むかつてのダークシュナイダー(DS)の部下カルスは侵略を開始した。ティアとルーシェが住む国メタリカーナにもカルスの部下ケビダブが迫っていた。ティアの父親で神官のジオはルーシェに封印されたDSを解放するためティアにキスをさせる。DSは復活したが自分を封印したジオに恨みを持ち攻撃を仕掛けてくる。そこにケビダブが現れDSを挑発、キレたDSはケビダブを殺しジオも殺そうとするがティアのキスでルーシェに戻り事なきを得る。
2→DS復活に気付いたカルス含めた四天王の一人ガラはメタリカーナに潜入しティアとルーシェの姿のままのDSと出会う。ガラはティアを拉致してDSの封印の解き方を聞こうとする。困ったジオはDS本人にガラの居場所を聞き出そうとするがティアがおらず代わりにメタリカーナのシーラ姫がキスをする。復活したDSはシーラと共にガラの居場所へ行くが敵の罠にハマる。火の悪魔イフリートに苦戦するDSだったが、何とか切り抜けイフリートが封印されていた剣を手に入れる。
3→ガラ対DSの戦いが始まる。捕まっていたティアとシーラ姫は見守るがイフリートとの戦いで消耗したDSが不利だった。ガラは戦いながらDSとの出会いを思いだす。かつてガラはとある国の忍者で侵略しに来たDSに一騎打ちを仕掛けに行った。だが圧倒的な力に破れDSの仲間になったのだ。現在、お互い必殺技をぶつけDSは斬られガラが勝利、と思いきやDSは復活し強力な魔法を発動させる。ガラは変わらないDSの姿に感服し負けを認める。
4→四天王の一人でかつてDSに拾われたダークエルフのネイがメタリカーナに攻めてくる。DSは夢の中でネイに接触し侵攻を止めるように言うが断られる。ティアは女騎士たちと共にいなくなったDS(ルーシェ)を探しに行くが、狼男に襲われティアは崖から落ちてしまう。だが落ちた先でルーシェと会い行動を共にする。すると狼男のボスの吸血鬼ダイアモンに捕まり生き血を吸われそうになる。ルーシェがDSになりダイアモンを倒し捕まり血を吸われた女騎士たちも助ける。
5→ネイとDSの一騎打ちが始まる。DSは娘兼恋人のネイを殺すのに戸惑い苦戦するがイフリートが剣になりDSを助け最後はネイの雷神剣を道連れに死ぬ。ネイはDSの想いに徐々に打たれ始めるがそれにつれて苦しみ始める。実はネイは四天王のアビゲイルからDSに想いを寄せると苦しむ呪いが仕掛けられており解くにはDSの心臓の血が必要だった。DSはそんなこと知らずにネイを攻撃するが、ルーシェが現れDSに真実を告げる。DSはやっと気づき自らの心臓を取り出しネイの呪いを解くが自分は倒れる。
6→破壊神の封印がある国が落ち残るはメタリカーナだけとなった。実は封印はシーラ姫の中にあり、国王はいざとなったらシーラを殺せとジオに言う。一方DSはネイとの戦いから目覚めぬままで、四天王の一人アビゲイルが攻めてくる。同じく四天王のネイとガラが迎え撃つが破壊神の細胞を埋め込んだ魔物に苦戦する。DSは破壊神復活に合わせて復活しようとしたが四天王カルスの策で失敗、ティアはしびれを切らしDSをビンタし強制的に目覚めさせる。DSはピンチになったネイとガラを助けアビゲイルの魔物を倒す。