かんぱり さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
素敵な夢の場所
水の惑星アクア。観光都市ネオ・ヴェネツィアでゴンドラ漕ぎによる観光案内をするウンディーネの見習いをしている、水無灯里(みずなしあかり)の日常を中心に、物語は進みます。
まず、この物語の世界観が素敵です。
かつて火星と呼ばれていた惑星を人の手で改造された、今はアクアと呼ばれている水の惑星。
地球で水の都と呼ばれていたヴェネツィアをモデルに造られた、新しい水の都ネオ・ヴェネツィア。
地球にあるどこかの街ではない、お話の中の架空の街。
でも現実にある場所ではないからこそ、誰しも癒しを感じられる素敵な夢の場所なんだと思いました。
さらにこの物語の空気感がすごくまったりしていて、そよ風のような音楽とゆったりした間の感じがあいまって、見ていてとても癒されます。
アバンからのARIAのタイトルがゆっくりと現れてOPが始まるところの間もほへーっと癒されて好きでした。
天真爛漫で笑顔が素敵で誰とも仲良くなれる灯里や「あらあらうふふ」のいつも落ち着いて優しいアリシアさん、いつも元気で「恥ずかしいセリフ禁止!」が口癖の藍華、ちょっと大人びてて不器用なところもある「でっかい」が口癖のアリスなど、優しくていつも一生懸命なキャラたちが物語を彩ります。
彼女たちが時折見せる、デフォルメ顔も良いです♪
お話を一気見するよりも、ゆっくりと少しずつ見てこの世界に浸っていたい感じです。
EDはROUND TABLE feat.Ninoの「Rainbow」。
2期「NATURAL」のEDも彼らの曲ですね。
しっとりした感じで合ってると思いました。
あにこれでよくタイトルを見かけていた「ARIA」。
評判どおりの優しく癒されて、たまにまた見返したくなるような、そんな素敵なお話でした。