テナ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
予想は超えてくれたし完結感はある
数年ぶりの最終章
長かったですね。
前作までの物語を忘れてしまって予習もする事すらなく行きました。
そしたら簡単に劇場であらすじをしてくれましたが、「あぁ〜こんなシーンあった気がする」くらいのレベルでした。
さて、劇場版ですが予想以上に良かったです。
私にとってのエヴァンゲリオンと言えば毎回毎回ラストが本当にあやふやで…
面白いのは分かるけど最後まで見たら面白いより先に、どういう事?って気持ちが大きくて面白いと純粋に思うのが難しい作品でした。
そうして、これで終わりなの?って印象しか残らず…
今回もそんな感じなんだろうなぁ〜と劇場版を見ましたがどうだったのか。
先ず戦闘シーンはよく動いていたし盛り上がった気がします。
所々光が強いシーンがあり目がチカチカしたりもしましたが戦闘シーンは面白く楽しかったです。
作中の世界観もかなり解りやすくなっていた気がします。
後、キャラ達のカップリングが中々面白かったと思います。
意外な組み合わせになった気がします。
最後まで見たらアレ?ヒロインはもしかして?ってなりました。
さて、肝心のラストはどうだったか…
「長い物語が終わったなぁ〜」って感じでした。
エヴァンゲリオンにしては、ちゃんとしたラストだったような気がして驚いてしまいました。
ラストの説明もシンジが世界を書き換えると言っていました。
その説明で最後の世界がどういう事なのかは解った気がします。
何が変わったのかとは恐らくエヴァや使徒が存在する世界から存在しない世界になっただけ?なのかも知れません。
1つ不思議なのはこの作品だけで1作品で纏められているのか居ないのか。
今回は劇場版4部作で構成されていました。
この4作品で1つの作品なのか、過去のアニメ放送や過去の劇場版を引っ括めた1作品なのか…
最初はパラレルワールドなのかとも考えて居ましたが…今回の劇場版でシンジとレイの最後の会話中に背景のモニターに過去作の映像が流れていました。
これって、過去作品のラストから何回も世界が改変され続けていたって事なのでしょうか?
無意識に繰り返された世界で最終的な結果辿り着いたのがエヴァの無い世界と言う解釈かな?って思ったけど違うのかな?
そこは解らないと言うか疑問点です。
実は過去作品が繋がっていた説ですね。
ただ、これが事実だとしたら…シンジも気付いたゲンドウの目的…この1シーンだけのために、あれだけの騒ぎを起こしたのかと考えると何だかパッとしないですww
でも、ラストは多分理解出来てると思います。
多分ね多分。
そう考えるとこの劇場版は私的には良かった気がします。
過去作品の様なラストが好きな方には合わないかも?ですが、長い時間を使い作品が完結したような気がしたラストでした。
ただ、シンジが皆とのお別れシーンは少し短過ぎた気もしますが、どうなんだろ?長くても弛れるだけなのかな?
もぅ少し合っても良かったきがしますがw
実は、劇場版を見に行く時はエヴァのレビューを書く予定はありませんでした。
理由としては解釈が難しいだろうし、常に疑問が沢山残る作品だったのであまり自分には合わない作品だと思っていたからです。
じゃ、何故更新したのか…
それは予想以上に良かったからです。
だから、私の様に過去作に違和感がある人でも楽しめる作品になっているのではないでしょうか?
最後に疑問を1つ。
旧NERV基地跡地にてペンペンが大量発生してました。
ミサトさんの傍にはペンペンは居ませんでしたがペンペンは野生に返ったのでしょうか?
繁殖したのは子供達としたらペンペンの恋人は何処から来たのでしょうか?謎です。
もしたしたら、エヴァ史上最大の謎かもしれません。
すみません、ふざけました(´・ω・`)