退会済のユーザー さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
アニメは設定が命! by浅草氏。
劇場版を観る前にさらっと観直し。
この作品、観るたびに、
↑映像研のこの台詞思い出しちゃいます。笑
基本的に、
バトルだったり、
人が簡単に死んでしまうようなダークファンタジーは、
はっきり言って嫌いなジャンルであり、
このジャンルで、心から好きと言える作品は、
これとまどマギくらいである。
この作品の魅力って、
キャラの可愛さはしかり、
その可愛いキャラにあんなことやこんなことをさせちゃう原作者の変態性が、
私にとってはどストライクなんですが、笑
それ以上に、
ブレの無い設定、世界観の細かさこそ、
この作品が心から面白いと思える所以だと思っている。
原作漫画だと、
作中の遺物や原生生物の説明書きが、
これでもかってくらいに詳細に書かれており、
そこに動きが加わったことで、
原作とアニメの互いの良さが、
一層引き立った作品になったと言えるでしょう。
{netabare}
個人的にこの世界観で一番惹かれたのが、
「アビスの呪い」と呼ばれる上昇負荷。
この設定、潜水病か?と思ったのが、
率直な最初のイメージ。
↓ちょっと余談。
ダイビングをやった事がある人は知ってると思うが、
海に深く潜ったあと、急速に浮上すると、
息切れ、呼吸困難、血圧の低下等、
身体に様々な障害が起きるのだ。
さすがに人間性の喪失はしないが、
最悪の場合は死に至るらしい。
詳しくは、「潜水病」「減圧症」で検索してね。
↑余談終わり。
この上昇負荷のせいで、
リコとレグは前に(下に)進むしかない。
これはホントによく考えられた設定だなー、と、
感心してしまいます。
全13話終了時点で、
まだまだ数々の伏線は残ったまま、
レグは謎のロボットなままだし、
リコはオーゼンに鍛えられ多少強くはなったものの、
無鉄砲な危うさは相変わらず。
この後どうなるんだろうという、
ドキドキワクワク感が味わえる、
ホントに数少ない作品だと思います。
{/netabare}
さて、劇場版観ますか。