ato00 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
幸せの向こう側
慎ましやかなアニメタイトルに対し、シビアな本編。
これが観終わった感想です。
獣により滅ぼされた終末世界。
残されたものたちに未来はあるのか?
時系列を把握できれば、ストーリーは難解ではありません。
ただし、細かい部分に描写不足があり、何故?となります。
{netabare}ラストの急転直下も、腑に落ちませんでした。{/netabare}
詳細は原作へということなのか?
主人公は人間種の生き残りであるヴィレム。
{netabare}勇者の彼は神との相打により石化、500年後に発掘される。{/netabare}
彼が街でヒロインクトリと出会う所から物語は始まります。
出会いはいつも偶然の風の中、落ちてくるヒロインを主人公が助ける。
ベタなシチュエーションにテンションがあがります。
妖精兵の管理官となったヴィレムはクトリに再会します。
{netabare}ヴィレムに子供扱いされるクトリ。
彼女は反発しつつも、想いを寄せます。
そして、過去のトラウマに苛まれつつもヴィレムも。
しかし、安息の日は続きません。
獣との戦いの中、クトリにある変化が・・・{/netabare}
幸せって何だろう?
例え幸せになれないとしても、幸せに気づくことが出来たら、幸せだと思います。
あるがままの自分で、なすべきことをする。
それが幸せの正体だと感じました。