tinzei さんの感想・評価
2.6
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
ed実写の意味(笑)
2099年、候補生を乗せた新造艦スターライトが客船の救助を皮切りにオーディーンと呼ばれる星に行くことになる。
まず2099年の見通しが悪いってことは置いといて(笑)
テーマは「若者の冒険」で、保守的なベテランたちに代わって若者の候補生たちが未知の惑星へ向かう話だけど、途中若者の無鉄砲さがピンチを招くから、必ずしも若者たちの挑戦が良いわけではないっていうアンチテーゼも含まれている。
制作陣に『ヤマト』関連のスタッフが関わってるせいか、SEは『ヤマト』っぽい。ただopとかedは同年代のSF映画と同じような曲。でもedをわざわざ実写にしたのは意味が分からない(笑)
兵器や場所がテロップで出て良かったし、レーザー航行とか宇宙帆船とか設定は凝ってたけど、ストーリーはそこまで面白くない。プロットに欠陥があるわけではないけど、全体のストーリーはクソつまらない、こういう作品が一番評価に困るんだよな・・・・・
【あらすじ】
重力制御により木星より先に行ける新造艦スターライトは大勢の練習生を乗せ航海に出た。すると客船アルフォードからSOSが届き救助へ向かうことに。その途中テストに落ちたアキラという訓練生を拾いアルフォードへ行くが、生存者は一人の少女だった。
その直後、スターライトもアルフォードと同じ現象に巻き込まれ、それを引き起こしていた敵が電波に反応すると知り静かに近づく。敵は自動で攻撃してくる人工物だったが、その調査に出た練習生が電波を出してしまい人工物内部で爆発、スターライトは遠くに飛ばされる。
スターライトは謎の空間に入り天王星まで飛ばされていた。その近くで謎の円盤を発見、調査すると20000年前の異星人のものと判明、更に唯一の生存者だったサラが異星人の言語を解読できたおかげで、オーディーンという星に異星人がいることが分かり、アキラたちは舞い上がる。だが本部から帰還命令が出ていたため船長たちベテラン勢は反対する。するとアキラたちは反乱を起こし船を乗っ取りオーディーンへ向けて出発する。
オーディーンがある場所につくと三連の星を見つけアキラたちは喜ぶ、だが巨大なアースゴートと名乗る老人が現れアキラたちに宣戦布告し、大量の戦闘機の攻撃を受ける。ベテラン勢のおかげで何とか持ち直して撤退できたが、大勢の死者を出す。しかも辿り着いた場所は宇宙の墓場と言われる環状宇宙だった。
再び船長指揮のもと船を修理する、その間に船に付いた敵の戦闘機を調べると敵が機械であることが分かり、更にオーディーンと同じ記憶メモリーを使用していることも分かった。一方敵では地球人類が存在していることが分かり、地球への侵攻が始まる。落ち込むスターライトの一行だったが船長の一喝で立ち直りサラの助言で環状宇宙を脱する。
だが脱出した先で地球侵攻をする敵と遭遇し戦闘になる。武装を強化しといたおかげで何とか敵に対抗し、アキラたちは少数で敵母艦に乗り込む。そこで機械ではない敵兵の一人と出会い、彼らがオーディーン人の末裔と知る。実はオーディーン人は地球人などの各地へ送られた人種と本星に残った人に分かれていた。だが本星では開発した人工知能がオーディーン人をサイボーグ化させ支配下に置いていた。アキラたちはその人工知能の一つであるベルゲルを叩きに行く。敵の中枢の防御シールドを無効化し敵撃破に成功、それと同時に敵母艦も崩壊していき無事地球侵攻を阻止することに成功する。
だが船長は戦闘時の傷がもとで死亡、アキラはまだ生きていると知ったオーディーンへ向けて出発する。