haiga さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 2.5
音楽 : 4.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
ニュータイプの亡念に囚われ続ける人々(制作陣含む)
今観終わりました~~う~んイマイチ。
亡念のザムドで亡念って言葉を覚えたのでタイトルで使わせて貰いましたw
宇宙世紀ガンダム正史のユニコーンガンダムの続編に位置する作品ですね。
ユニコーンガンダムでは2体のユニコーンタイプのガンダムが出てきました。
そして超常的な力でコロニーレーザーから人々を救って見せるのですが、まさかの3体目のガンダムがありましたよって話です。
簡単に説明すると
ガンダムシリーズの伝統に漏れずガンダムタイプのセキュリティ管理がガバガバなのですが、3体目のガンダムフェネクスも実験中に逃げ出し、宇宙の何処かに潜んでいます(補給とかどうなってるんだよ…)
で、そのガンダムを巡ってジオン残党と地球のルオ商会とでの争奪戦が始まります。
主人公ヨナはルオ商会のミシェル、フェネクスのパイロットであるリタと孤児院で幼なじみで、共にティターンズのニュータイプ研究所で非人道的実験をされていた子供です。
とはいえ本当にニュータイプの強い力を持っていたのはリタだけで、3人で誤魔化しながら過ごしていましたが結局バレて、リタは更に過酷な実験に連れ去られて行きます。その後ルオ商会に引き取られたミシェルによって救われたヨナは、ミシェルに力を貸してフェネクスガンダムの回収に向かうのでした。
以下感想ですが
毎回毎回殺すことでしか悲劇を描けないのならばちょっとアカンなあと思いますね。
覚醒のきっかけとかに主要人物を殺すテンプレはもう飽き飽きですよ。
登場人物の魅力がありませんし、生活感というか人間味が無いんですよね。だから感情移入出来ない。実験施設の描写とか食事風景を描いたり部屋でのシーンとか色々入れれば良いのにと思うんですよね。
主人公達の境遇にも救いが無いですし、リタもミシェルも可哀想過ぎますよ。ガンダムってリアルロボットの代表なんですけど、オカルトパワーが暴走し過ぎててもはや超能力バトルですもん。
散々人体実験されてたヨナ達と天然物のバーナージやカミーユ達が対して力が変わらないのは虚しいですよ。
もうぼちぼちニュータイプの呪縛から解き放たれて新しいガンダム作品を作られたがよろしいのでは無いかとも思います。
(まあそれがアナザーガンダムなんでしょうけど)
時々過去のガンダムのシーンを映して回想に使っていましたが、使い回しでは無くて描き直して欲しかったですね。少し違和感がありました。
ナラティブガンダムはかっこよかったですが、シナンジュもネオジオング2?も地味だったですね。
ちょろっとコア・ファイターが出てきたのは嬉しかったです。
ガンダム自体はガンダムWとかOOとかのアナザーガンダムの方がもはや面白い作品作ってるなあってのが最近の私の中での評価です。
サンダーボルトはとても良かったんだけどなあ。