ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
それはそう...まるで魔法にかけられたような
序盤 ちょっと慣れない
中盤 同じ系なのかな
終盤 ...
あの...なんでしょ。
これは私のようなものが見ても良い作品だったのでしょうか。
あやうく、というかほとんど浄化されましたよ。
基本的に今までの二作と大差はありません。あんな感じに進むと思っていただいて構いません。
が、途中から一変します。急に物語は動き出します。
急に物語が動く、というと聞こえは悪いですが、それでもそう表現するしかありません。今までの感じを保ちつつ、物語が動き出します。
ただでさえ、一話完結型の良い話を量産していた本作が本気で畳みかけてきたんです。そりゃ泣くでしょ。
もう最終話とか涙ぼろっぼろですよ。誰ですかこんな神作品作った方は。私を殺す気ですか。そうですか。
なんか限界オタクみたいなムーブメントをかましていますが、本当に本作は良かったです。終わらないで欲しいから次の話をみたくなくて。でも毎話面白いから続きがきになっちゃって。だから正直仕方ないと思っています。私がこうなるのは必然だった。そういうことです。
さて真面目に感想を書いていきます。
8話くらいまでは日常系を描いていきます。細かな変化はあるとはいえ、基本同じ日常でとても癒されます。この何気ない日常から一気に物語は動きます。
あえて最初から物語を動かさず、最初に日常を描くことで、余韻というか...そうですね「当たり前」がより目立ちます。この「当たり前」が最終回近辺で効いてくるわけですよ。
{netabare}アカリちゃんがプリマになる瞬間とか本当に泣いてましたもん。あと引退セレモニーでの「ありがとう」と「お疲れさまでした」はずるいって...ずっと泣いてましたよ{/netabare}
もうこの構成は本気で神だと思います。正直喪失感がすごいです。なんだろ。なんで私アクアのヴェネツィアに住んでないんだろ...
これはそう...もはや魔法ですよ。ARIAという魔法をかけられた気分です。いつまでもそこにARIAカンパニーがあるような...あぁ...
とにかく見る際にはハンカチを用意しといてください。
基本同じです
監督・シリーズ構成は佐藤順一さん。同
助監督は竹下健一さん。同
キャラデザは古賀誠さん。同
劇伴はChoro Club feat. Senooさん。同
アニメ制作はハルフィルムメーカーさん。同
作画はマジモンのバケモノみたいな作画です。美しい・可愛い・丁寧・細かい・美しいの作画の嵐。これを毎秒毎週見られる幸せはすごいですよ
opは河井英里さん作詞、窪田ミナさん作編曲、茜ちゃん役の牧野由依さん歌唱の「スピラーレ」神曲
edは新居昭乃さん作詞歌唱、新居昭乃さんと保刈久明さん作曲、保刈久明さん編曲の「金の波 千の波」
声優さんも相も変わらず良い...最高すぎる...
総合評価 泣く