シン☆ジ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
とても好きなだけに。。寛容もこだわりも持てる作品。個人的には・・
なんだろう。。臥竜点睛を欠く、かな。。
ハルフィルムメーカーの偉大さを思い知りました。
春風そよぐ3月上旬の宮城。
地震による劇場変更にもめげず公開記念舞台挨拶&全国ライブビューイング回に行ってまいりました。
PV映像は個人的に違和感を感じた部分があったけど、果たして・・
新キャラはアレッタ。
~{netabare}
CVは安野希世乃さん。挿入歌も担当。
冴えカノで共演した茅野さんが喜んでおりました。
=>茅野愛衣のむすんでひらいて 第159回
https://www.youtube.com/watch?v=HUZiEOZtob8
{/netabare}~
■よかった点
何より、アテナが良かった ^ ^
全然違和感なし。さぞかし様々な重さや想いがあっただろうに。
最大限の賛辞を贈りたいです。(※1)
そして、アーニャも。(※2)
全体的には優しい世界観とキャラ愛と奇跡に満ちた過去の作品に浸る事が出来てとても有り難い時間でした。
■惜しかった点(好きな方はスキップ推奨)
個人的な好みによるところが大きいんでしょうけど・・
【キャラ】
~{netabare}
旧キャラ(特に灯里)が別人過ぎ。
歳をとったというのはわかるけど・・
この作品は、世界観、流れる空気、音楽の他に、やはり各キャラの魅力も大きいと思うワケですよ。特に自分はこの部分の比率が大きい。そしてキャラの中でも灯里が占める部分が大きい・・。
その灯里の顔が・・自分にとっては全くの別人。もう、「誰?このオバサン」レベル・・ごめんなさい。好きな方には聞き捨てならない言葉ですよね・・でもこの部分がどうにも自分の許容範囲を超えていて、正直、ストーリーに集中できませんでした。アリシアや他のキャラも違うけど、特に灯里はヒドイ ><。
{/netabare}~
【音楽】
~{netabare}
過去作でもタイトルロゴがオレンジの作品についてはキャラに違和感を感じるものもありました。それでも、音楽だけはやさしい弦楽器系で統一されていました。でも今作では、ピアノ中心になってました。。これは自分にとってはとても大きな違和感でした。弦楽器ならではの雰囲気が好きだったので。
弦楽器の音色は男性の多くが好み、ピアノの音色は女性が多く好む、といったような話を聞いたことがあります。次作へ向けて新しい雰囲気を出すために敢えてピアノ系にしたのかも知れませんけどね。。
あと牧野由依さんの歌もちょっと入れて欲しかったなあ・・
{/netabare}~
【エピソード】
~{netabare}
そもそも本シリーズは日常系。
それでも過去作ではキャラの魅力や音楽の効果でいいシーンも。
でも今回は新キャラ達への思い入れも浅く(設定が薄い)、
旧キャラは上記のとおりで別人感が満載なワケで。
なので感情移入が難しく、エピソードへのリスペクトは大きくはなかったかな。とても残念です。
{/netabare}~
■舞台挨拶
【3/6登壇者】
広橋涼、茅野愛衣、葉月絵理乃、大原さやか、
佐藤利奈、西村ちなみ、佐藤順一総監督、名取孝浩監督
MC檜山沙耶
Youtubeに3/5の動画が上がってましたが、3/6では西村さんがいました。
広橋さんの髪型や、各々の話す内容も若干変わってました。
何度か観ても面白いかもw
■まとめ
まずは再起動してくれたことに大感謝。
惜しいところはありましたが、変化はつきもの。
改善しながら今後も続いて欲しい。
灯里が里帰りするとこなんかも観たいし恋バナも気になるしw
■完全余談(ネタバレじゃないけど畳んでおきます)
~{netabare}
映画が始まったとたん、劇場の音がデカ過ぎてヒドかった・・
特にキャラの声がキンキン耳に響いた。音楽は普通なのに。
劇場もしくは作品自体、ボリューム調整しくじってないかな・・
今回初めてプレミアボックスシートなるものを利用したけど、ゆったりと幅も広く隣席との区切りもあり、とても快適。
ただ追加料金1000円で上映時間61分だったので、ライブビューイングない回はもったいないかもw
特典配布は、灯里とアイのコースターでした!当たりw
ちなみに安野希世乃さん、宮城出身とのことですが劇場にはらしき人はいませんでした(アタリマエw
{/netabare}~
原作:天野こずえによる日本の漫画
2001~2008年
制作:J.C.STAFF
天野こずえの「あまんちゅ!」もアニメ制作
監督:名取孝浩
脚本:佐藤順一
吉田玲子さんにして欲しかったw
キャラデザ:伊東葉子
封切:2021年3月5日(上映61分)
視聴:2021年3月6日
(Live Viewing回/TOHOシネマズ仙台)
あ、そうだ。
「あまんちゅ!」を観てから、また劇場に行こうかなw
<自分用メモ>
1期:2005年秋 ARIA The ANIMATION
2期:2006年夏秋 ARIA The NATURAL
3期:2008年冬 ARIA The ORIGINATION
OVA:2007年9月 ARIA The OVA 〜ARIETTA〜
OVA:2015-16年 ARIA The AVVENIRE
『蒼のカーテンコール』第一章
映画:2021年3月 ARIA The CREPUSCOLO
『蒼のカーテンコール』第ニ章
~{netabare}??:?年 ARIA The BENEDIZIONE
『蒼のカーテンコール』最終章(制作決定)
べねでぃじおーね?よみづらーw{/netabare}~
<補足>
※1 アテナの声優さん
~{netabare}
過去作のレビューにも書きましたが、過去作のアテナのcvは川上とも子さん。ウテナやAIRのヒロインの他、CLANNAD Afterでは幻想世界の少女なども演じた方です(中原麻衣さんと共演していたんですね)。
2011年6月に癌で他界された後の作品ではアテナは登場しても歌のみだったり、過去シーンを利用・・でもエンドロールに名前あり、などのエピソードがファンの熱い想いを掻き立てました。
で、今回その大役を引き継いだのは、サトリナこと、佐藤利奈さん。
ネギまや超電磁砲の主人公、無限の住人(旧)などで活躍されてますが、今回、見事にアテナ役を継承されたと思います。3/5の舞台挨拶では感極まっていました。。
https://www.youtube.com/watch?v=V16aAq2MO-s&t=23s
{/netabare}~
※2 アーニャの声優さん
~{netabare}
まあ畳む必要もないとは思いますが、かやのんこと、茅野愛衣さん。
これも過去作レビューにも書きましたが、かやのんが声優になるきっかけとなったのが、このARIAシリーズ。アフレコで感極まって泣き出したとの逸話はけっこう有名かと。
{/netabare}~
作品外のエピソードも含めてARIAシリーズは稀有な作品だと思います ^ ^
それはそうと、世界のサトジュン監督・・・
お願いだから、次作では顔を元に戻してください ><。