シボ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ダメだ~~やっぱり泣く・・
何となく劇場版観てなかったなとふと思って視聴しました。
この劇場版、TV版の単なる総集編ではなくて、
あのメンマとお別れした夏の1年後って設定で始まります。
自分がTV版を視聴したのがちょうど1年前くらい。
内容を思い出しながら、振り返るにもちょうど良いタイミング
だったのかなって思いました。
超平和バスターズのメンバーがめんまへの手紙を持ち寄って
基地に集まろうって動き出す中、
彼らは1年前のメンマとの奇跡のような出来事や、子供時代の出来事を
振り返りつつ話が展開していきます。
メンバーのちょっぴり成長した姿を見れるのも良いですけど
めんまが出てくる振り返りのシーンはやっぱり切ないです。
特に子供時代に孤独だっためんまを仲間に招き入れるじんたんの
照れながらも優しさにあふれるシーン。
病気のじんたんの母に涙を見せなくなったじんたんの素直な
気持ちを引き出すよう託され、それが願いとなっていくめんまの
優しい気持ちが明らかになっていくシーンは記憶に残りました。
TV版での記憶がちょうと薄まってきたタイミングでの視聴も相まって
花粉症の自分の涙腺はあれだけ泣いた1年前を繰返す、いやそれ以上に
崩壊してました。
後半のメンマが残る力を振り絞って、メンバーへの想いを綴っていく
シーンとかは、もうあ~そうだったって、わかってるはずなのに
声出そうになるくらい、泣けちゃうんです。
とっても暖かい余韻に浸れる作品でした。
総集編として振り返るシーンはかなり省略されてるはずなんですけど
良い意味で細かいシーンは忘れてるので端折りすぎとかの違和感はほとんど感じませんでした。
時間にして1時間40分くらい、一人で思いっきり涙したくなった時
(どんな時だっ!?)きっとまた観ますね。
そして観たら、また絶対泣くだろうな~。