たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
日本では意外と珍しい「密教」オカルト漫画
妖怪漫画はごまんと存在するが、「仏教」を題材にした漫画は意外と少ない。
妖怪の起源は明らかに「仏教」に由来することが多いはずなのだが、意外と題材にしている漫画は少ない。
ヤングジャンプ連載ということで、エログロ表現が濃い作品だが、内容は非常に真面目で宗教に詳しくないと、主人公の力の源とされる「孔雀王」との関係性がわかりにくい。。。というか、一般人にはほとんどわからないだろう。
「孔雀王」とは仏教の中でも相当厳しい「密教」(キリスト教で言うところのカトリック教徒みたいなもの)で崇められている最高位の「破魔」の神様である。
絵は多少古臭いが、この時代の漫画特有のオカルティズム(サザンアイズとか)や呪術廻戦のブームはこういったところから来ていると考えても良い。