takato さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
クレイジーとは何か知りたいやつは寄って来い!。第三期希望。
もはや巨匠なクレイジーボーイこと水島監督のギャグサイドの代表作の一つ。監督も色んな作品で真面目に頑張らないといかないとストレス溜まって「うわぁ~~!!!」ってなる。そんな時に本作のようなクレイジーさを爆発させられる作品を作ると発散できる、とぶっちゃけていらっしゃったが、大変な仕事がここんとこ続いてるし、そろそろ溜まってきてるんじゃないですか?。正直ガルパンはより本作の続きのが見たい今日この頃。
本作ほどにお下品、くだらない、シモ満載などうしようもない作品は稀有である(ギリギリ「ニニンがシノブ伝」くらいかな?)。それを監督はじめ、超豪華声優陣が全力でふざけにふざけ倒している作品はそうない。
メインのメンバーだけで、小野坂さん、サトリナ、浪川さん、神谷さんという豪華さ上に、中井さん、シュワちゃんこと玄田さん、子安、明夫さん、画伯、金朋、釘宮さん、草尾さん、飛田さん、岩田さんといった中堅からベテランまで殆ど声優オールスターと言っていいくらいの豪華さである。
これだけのメンバーを集めれば銀河を英雄できそうなくらいだが、本作において彼等は全力でふざけている!。監督もふざけるのに全力を尽くしているのがひしひしと感じられる。日本においてはどうも笑いを一段低いものとして見がちで、アホのようなクソ真面目さが横行している中で、彼等のクレイジーなまでの全力の悪ふざけに一種の救いを感じる。
本作は本編も勿論面白いが、それ以上にラジオが神がかっていた!。本作においてイジられまくってる時の浪川さんより輝いてる浪川さんを私は知らない…。女性人気が鰻登りな神谷さんや中井さんも真面目モードだけでなく、ひとたび笑いにシフトすれば声を出して爆笑させられてしまうほどの破壊力を示される(特にラジオCDのusaの件はマジでヤバイ)。小野坂さんが大好きな子安さんや岩田さんが来てる時の最高さは言うまでもない。
「バカテス」や「絶望先生」もそうだが、本作もラジオ無しには評価できない面が大きいので是非ともそちらも含めて視聴お願いいたします。