シン さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
「バレーは常に上を向くスポーツだ!」
鳥飼コーチのこの言葉、バレーに詳しくなくてもすごく感動しました。
10話まるまる対白鳥沢戦、すごう話数使うなと思いましたけど全然退屈しなかったです。
1話から、応援団の応援がとてもリアルで、それだけで見てるこちらも観客席にいるような緊張と期待感に包まれて、この試合の特別感が伝わります。
序盤の感動ポイントはなんと言ってもツッキーの雄叫び。ツッキーがガッツポーズした時には烏野メンバーと全く同じリアクションをした自分がいました。合同練習試合やお兄さんとの関係性の変化で少しずつバレーボールに対する考え方が昔に戻ってきたんだろうな。鳥肌ものでした。
あとは牛若のお父さんとのエピソードも地味にジーンとしました。他人と違うことが一つでもある事は武器になる。すごく素敵な考え方だなと思います。
天童くんも良いキャラで、この試合の良いアクセントになってました。
終盤も菅原のアタック(と潔子さんとの会話)、西谷のスーパーレシーブなど激アツ展開。4期の展開から試合の結果は分かっているのですがそれでもドキドキしました。
そして最後もやっぱりツッキー!まるで主役の様な登場。そして活躍。鵜飼コーチの言う通りこの試合のMVP。第三の主役でした。
勿論主役の日向もすごかった。最後の得点シーン。カラスが白鳥に向かっていく演出にゾクゾクしました。
物語を盛り上げる為に出てくる気を衒った嫌われキャラみたいなのがいなかったし、ハイキューにしてはギャグシーンも少なくシリアスな展開が続いたけれどそれでも全く中弛みすることなく最後まで本当に面白かったです。