ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
そのゴンドラは誰が為に
序盤 はひ
中盤 おぅ…
終盤 ああ、終わってしまうのか…
二期です。
基本一期の続きなのですが、本作はARIAなのでわざわざ見返す必要は無いと思います。見返したほうが楽しめるのは否定しませんが、別に見なくても主人公の大体の雰囲気さえ覚えてれば全然飲み込める内容なので、さっさと見ることをおすすめします。
一期同様一話完結型なので、どっから見ても構いませんが、色々繋がりがあったりするので一話からみてください。まぁでも時系列バラバラで見てもおもしろいかもしれません。
なんせ、本作は一期より「不可思議さ」というのが強くなった印象があるからです。人によっては不気味と表現するんでしょうが、個人的には不気味さと神聖さを同時に感じたので、「不可思議」と表現しました。
ファンタジーですので、不思議な現象が起こるのもまぁまぁ理解出来なくもないのですが、設定が「中世ヴェネツィアをイメージした都市」というのもあり、違和感がすごいです。この違和感というのは作品い対する違和感ではなく、事象に対する違和感であることに本作の魅力が詰まっていると思います。
合理的なファンタジー(近未来ファンタジー)の世界で迷信的なファンタジー(オカルトファンタジー)が起こるというこのギャップが本作の魅力です。この不可思議さを増すためにもバラバラに見てみるのもおもしろいかもしれませんね。
不可思議さが強くなったとはいえ、やはり一期のようなほのぼの日常系であることに変わりはありません。
一期同様、主に三人が何かに気づき何かに意味を見出し考えを改める(加える)、という流れです。飽きてくるかもしれませんが、おそらく飽きる方は一期でやめてると思うので本作で断念することはないでしょう。
ただ終盤にホラーチックな話があるので苦手な方は覚悟した上でご視聴ください。
基本一期と同じです
監督・シリーズ構成は佐藤順一さん。同
助監督は竹下健一さん。
キャラデザは古賀誠さん。同
劇伴はChoro Club feat. Senooさん。同
アニメ制作はハルフィルムメーカーさん。同
作画はやはり化け物みたいに良かったです。動きも細かく、一枚一枚が丁寧に描かれておりました。そして美しい。多少のキャラデザというか雰囲気というかが変わりましたが、すぐに慣れます。というか最初からそうだったんじゃないかと思います。
opは河井英里さん作詞、窪田ミナさん作編曲、茜ちゃん役の牧野由依さん歌唱の「ユーフォリア」神曲
edは北川勝利さん作詞曲、ROUND TABLEさんと桜井康史さん編曲、ROUND TABLE feat. Ninoさん歌唱の「夏待ち」
声優さんはさらに良くなりました。主人公の声に違和感がなくなり、キャラに即した声となり、好印象です。
総合評価 見るべき