シン さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
せっかくの壮大なストーリーが泣
長かったけど視聴完了。
最期まで観た今となってはすごく感動したけど、途中の回想の多さには何度断念しようと思ったことか泣
物語の大筋は、黒幕の状態が徐々に明らかになり、隣国のボス達と協力し、強大な敵を倒す。そして主人公の成長、ライバルとの和解。王道だけど胸が熱くなりワクワクするストーリー。
ただ、大人の事情で挟まれたアニオリが全てを台無しにしている感。ところどころ良い補完だなぁと思えるエピソードもありましたが、忍界大戦に至っては何度も何度も色んなキャラの過去が挟まれるので、話が全然進まない。当時週一回で見ていた人たちは展開を忘れちゃったんじゃないかと思ってしまいます。
特にカカシの過去(特にオビトとリンが出てくるところ)は手を変え品を変え何回振り返るのかと。カカシ好きなのに・・・
アニメラストのNARUTOの結婚も単体で見れば面白かったけれど、大蛇丸の扱いとか原作を無視しすぎじゃ・・・
あと木の葉の里のモブキャラの人格が本当に酷くて・・・リアルに考えちゃいけないのかもしれないけど、過去編を観るのが本当に辛かった。恐れ遠巻きにするのは分かるけど、両親を失って一人暮らししてる子に対して暴言吐くとか大人のすることじゃない。シカマルとチョウジの偏見が無かったのはシカクさんとチョウザさんの教育が良いんだな。
でもナルトの周りのキャラは魅力的なキャラばかりで、同じ班の絆、子弟の絆、仲間への思い、親子の愛情。色々とムネアツでした。ミナトとクシナの最後はいい年して大号泣。キャラの中では猪鹿蝶トリオとガイ班、サイが好き。サクラも7班結成時からめちゃくちゃ成長してて良いヒロイン。あと五影のキャラもただ強いだけじゃなく、人間味があるのも良かった。
せっかくの良いストーリーなのに色々と残念な点が目立ってしまいましたが、それでも最終的には観てよかったと思えました。