天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
覇SFスーパー英雄(?)列伝67
この作品ですが、宇宙刑事シリーズのパロ・・・じゃなくてオマージュです(汗)。
この作品が発売された頃には宇宙刑事3部作は既に終了しており、メタルダーが放送されていましたが、いろんなところで宇宙刑事シリーズに影響を受けた作品が作られていて、このアニメもそのひとつといえるでしょう。
越智一裕氏が、監督・原作・脚本・絵コンテ・キャラクターデザイン・作画監督をこなしており、それだけでも彼のファンぶりが伺えます。
で、音楽が渡辺宙明(宇宙刑事シリーズの音楽担当)、主題歌が串田アキラ(これまたシリーズ全作の主題歌を歌う)、敵の妖魔獣役を飯塚昭三と宇宙刑事いや特撮ファンにとって万全の体制なんですが・・・
はっきり言って、ただ宇宙刑事をアニメでやったって感じにしか思えませんでした。
そりゃあ、自分も宇宙刑事好きだったんで、光球となった主人公がビルの上で変身した姿で現れたり、JACの指導を受けたとしか思えないような、まんまのアクションシーンとか、突然おかしな空間にいるとか、観てると思わず「おおっ」と叫びそうになるシーンの連続でした、ハイ。
でも、ふと考えると、これって宇宙刑事シリーズを観てないと、分からないシーンの連続なんですよね(苦笑)
あっちはTVシリーズですから、やってるうちに視聴者は、唐突なシーンでも納得して楽しんでるけど、いきなりよく分からない敵の首領(文字で説明あり)が現れたと思ったら、不思議な空間に転移しているのは、初見の人にとっては「はあ?」です。
ただ、まんまパクリ(あわわわっ)じゃなくて、学園シーンやTVではやれない80年代OVAお馴染みのエロシーンなど違った部分も見れます。
でも、その分巨大なメカが出てこないとか、宇宙刑事でやってたあの部分が無いじゃないかという不満にも繋がってるんですよ。
(コアなファンって難しいですね・・・って、お前が言うか)
それと、この作品で特筆すべきことは、「真実はひとつ」高山みなみの声優デビュー作なんです。
あと、ヒロインの声を土井美加さんが演じており、主人公に「ひかり!」っていうセリフを聞いたときはマクロスかっ、って思いました(おいっ)
おまけ
敵の攻撃をかわし、高い場所にジャンプしてポーズをする四方堂光
「俺、参上!」
それ、電王だろ~が(いや、声が関さんなもんで、つい)
おまけ2
敵の攻撃をかわし、高い場所にジャンプしてポーズをする四方堂光
「烈空!」
「学園特捜ヒカルオン!!」
ナレーション(by正宗一成)
「天地人があにこれに感想を書く時間はわずか○○分である。ではその感想をもう一度見て(誰が見るか~っ)」