たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
「進撃の巨人THE FINAL」と比べてしまう
少年マガジンといえば、過去40年以上前に永井豪の「デビルマン」を載せた雑誌なので、その後に続く「寄生獣」や「進撃の巨人」などの善悪が反転した混沌とした世界を描く「社会派」で「退廃的」な作品を多く出版していますが、
「七つの大罪」はベテラン作家である「鈴木央」さんに「少年ジャンプ」のようなバトル漫画を描かせる。。というなんというか、「皮肉」な姿を思い浮かべてしまいます。
最近の漫画雑誌はほぼ壊滅的なので、売り出し方にかなり苦労をして、他社と同じ路線を辿ることぐらいしかできないのでしょうが、本当に作家性の低い「一辺倒」な類似作品が増えてしまい、逆に読者の固定化と「層」の薄さが気になります。
もっと新人作家を起用して幅広い作品を提供していかないと、衰退の一途を辿っている気にしかなりませんね。