CiRk さんの感想・評価
3.9
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
普通に学園能力モノとしてやればよかったのに。
文章が酷かったので修正
{netabare}
賛否両論な作品だけど、前半は悪くなかったと思う。
5話までは、能力モノとして一話一話の完成度が高くて面白かった。
主人公の略奪の能力を使って色んな能力を持った人と対峙していき問題を解決していく、と一話完結の話としてはかなり面白い方のアニメだったと思う。
野球回は特に面白かった。
ただ、一話完結の話が終わり本筋の話に差し掛かった6話がこのアニメのターニングポイントであり、自分の中での評価のターニングポイントでもある。
妹が死んで主人公が闇落ちするところまでは良かったんだが、その闇落ちがあり得ないぐらい極端。
意味不明なほど自暴自棄になって機構を繰り返したり、そうはならんやろって言いたくなる
で、そうかと思えば最終的にはあっさりとオムライスで完全復帰という。
なんというか心理描写が全然できてない、下手。
で、そのあとは海外のプロ(意味不明)との争いになってさらに迷走。
学校が能力者を守るために作られた等ABよろしくの意味不明設定が出てきて話としてもガバガバさが目立ってくる。
タイムリープもね。
タイムリープで友利の兄が一瞬正気を取り戻した話だったり、良い内容がなかったことにされるのがね。
CLANNAD AFTER STORYの最終回もタイムリープでそこまでの話がなかったことにされたのが気に食わなかったけど、今回もそれと全く同じ。
最終回は自分は詰め込みすぎだとは思わないけどやはり粗が目立って酷く感じた。
妹はすごい手間をかけてまで救うのに対して、友人は救える状況でも「よくない気がする」という意味不明な理由で救わない。
主人公が色んな能力を手にして片手間で救えるような状況で。
なんかなぁ...。
そして、ラストは記憶喪失エンド。何がしたかったのかよくわからないし何で感動したらいいのかも。
まあただAngel Beatsよりは5倍ぐらいマシな作品だと思うよ。
キャラに不快感はなかったし、ギャグもかなり面白かった。
key作品は前半が退屈になりがちだけど、その前半部分がめっちゃ面白かったというのも大きい。
前半部分に関してはkey作品で一番面白いと思う。
前半部分を削れと言ってる人が多いけどむしろ削るべきは後半部分じゃないのかって思う。
key作品=感動させなければいけないなんて決まりはないのだから普通に能力モノとしてやればよかったのに。
{/netabare}
21/3/14投稿
22/2/19修正