砂粒と嵐 さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 1.5
状態:途中で断念した
ステレオタイプを組み合わせる系の少年漫画
サウンドメイキングが革新的らしい。たしかにサイレンとか炎の音がセリフをかき消しているぐらいデカい箇所とかあって新鮮。
女子キャラの扱いに配慮がないタイプの、古典的なジェンダー観の少年漫画だ。ヒーリング役の女子キャラ、腕っぷしが強くてエロくてバカな女子キャラ、ラッキースケベられという単語。わりときつくて見てられない。
悪役が「根っからの悪役」で、深みも因果も行動動機の必然性もない。人間の悪意がそのままその部分だけで独立した人格になった感じ。なので、主役は絶対的な正義だし、悪い奴は全面的に悪くて悪の権化でしかないから人間性とかはなくて、ストーリーとしてはどうしても薄っぺらい。
森羅のガチガチ悪魔スマイルは、シンプルにかわいいなという感じ。男性陣が魅力的。
ほんとに5話ぐらいしか見られていないので、まだ全然世界のことが明かされてないしいろいろ秘密がありそうでこっからおもしろくなってくるだろうから、先の展開が気にならないこともないんだけど、悪役と女の描写がキツイので中断します。他に見たいもののために時間を割くことにする。