uwakimono さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
80年代初頭、エポックメイキングアニメ
最初は週刊PBだったと思うが、本原作の紹介記事を読んだのがきっかけ。
独特の世界観と魅力的なキャラ、大流行していたラブコメのひとつであるが、確固たる唯一無二の作品として確立していた。
アニメの感想は
・画が酷い
・脚本が酷い
・演出が素人レベル
・・・・
と散々だった。
特にドタバタと大騒動して爆発のオチにはうんざりした。(これが何度もあった。)
それが「ときめきの聖夜」で原作と肩を並べるほどの秀作かと。
「飛べよ!イモちゃん」では原作を越えたのではないかと思えるほどになった。
それからランちゃん、竜之介の登場で盛り上りを見せ、面白さはピークに達した。
それが、ネタが尽きたように作品がトーンダウン。
OP/エンディング曲が頻繁に変えられ、アニメ史上屈指の名曲「ラムのラブソング」が置き去りに。
もはや見なくなった。
劇場作品に至ってはさらに悲惨。
第一作「オンリーユー」では、あたると幼稚園時、仲良しだったエルが影踏みごっこで、あたるの影を踏んだからと結婚を迫る。
それがタイムスリップして、実は影を踏んでなかったことが判明。(ご都合主義もここまでくると、もはや作品への冒涜)
エルは泣く泣く諦めるのだが、見ていて消化不良感半端なかった。
それまで、あたるを想い続けてきたエルの気持ちが、ないがしろにされてしまった。
これも最後は登場キャラ全員で大行進で終わり。
本質的に爆発のオチと何ら変わらん。
二度と見るかと誓った。