じょー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
サトジュンとHONDAのOne Offアニメ
サトジュン大好きなじょーにしては、意外に酷評(注)です。正直つまらんかった。
「今度は私がシンシアに会いに行くよ!」というセリフで締めたり、3話以降、春乃の成長がちゃんと描かれているのですが、ちょっと期待が高すぎたせいでしょうか、がっかり感の方が強いですね。
黒星紅白の絵も好きだし、声優さんも悪くないと思うのですが、やっぱり後藤(弱)さんは、キャラクターにどこかのんびりとした脳天気さがある、サトジュンのアニメにはミスマッチの様な気もします。シンシアのキャラクターと声も少し弱いというか、キャラクターのイメージとしてテンプレートな感じがしたのもマイナスでした。サブキャラについてもやはりこれだけの時間では描き切れてないし、それ故に、ある意味「たまゆら」での売りだった、麻音とのりえなどのキャラ同士の絡みが、まったく面白くない。バイクが果たす役割ってのも、例えば「たまゆら」のぽってにとってのカメラとは違って、あまり思い入れが感じられず、ただのアイコンという感じがしました。最後はそこコンサートじゃなくて、ツーリング行こうよ。
当たり前の事なのですが、キャンペーンアニメや聖地巡礼が効果あるのは、アニメそのものが面白いかどうかというのが一番にかかってきますよね。また、アニメのファンって露骨なごり押しを嫌う人が多いように思えます。「わんおふ」の構図って、鴨川商法と同じ失敗を見たような。正直車メーカーのイメージ戦略として一番成功したのって、車一切でてこないスバルの「放課後のプレアデス」だったんじゃないかなと思います。短くて面白かったし。メルセデスもイマイチだったな。
とはいえ、サトジュンワールドはやっぱり、サトジュンでした。柔らかい人間関係と優しい気持ちにさせてくれるところはさすがです。これ見るのだったら、たまゆらOVA見て欲しいですが、悪い作品ではないかなと。
以下視聴前レビュー
________________________________
{netabare}
佐藤順一次回作との事で、すわウィッシュエンジェルと期待したのですが、次回作はOVAで、HONDAを特別協賛に迎えた本作でした。たまゆらのように、OVAで先に反応をみて、それからTVシリーズという流れでしょうか?
わんおふとは、一言でいうとカスタムパーツや、世界に一つだけの部品。題名に相応しいアニメになるといいですね。
高校2年生の汐崎春乃は高原のペンション通学ホンダジョルノでかよっている、新しい出会いから、BENLYやリトルカブにのる友達と、、、というお話、CBR400Rとか乗るのかと思ったら、えらく生活感のするバイクばっかりですね。ジョルノと聞いて、ミニスカ女子高生のPV見て、何時の時代だと思ってしまったオヤジです、最近ジョルノがリバイバルしたのなんてしらんかった。
そういえば、モーターサイクルショーで、この「わんおふ」のHONDA”公式”痛車しかもCBR250Rが公開されていましたが、これ売る気なんでしょうか?というか結構塗装とか凄いけど、、、なんでジョルノではないのかという突っ込みはあえてするまい。というかHONDAがこんなの作っちゃう時代になってきたのね~
そして、もう一つの注目は、黒星紅白さんのキャラデザ。キノの旅、アリソンとリリアなどのキャラデザで知られますが、PVを見る限り綺麗に表現されていたと思います。OVAなので、品質はたもてるでしょうからココは期待したい。
さて、今まで
メルセデス;NEXT A Class(WebCM)
スバル;放課後のプレアデス(Web配信)
日産;輪廻のラグランジェ(メカニックデザイン)
トヨタ;初音ミク(北米販促キャラ)
マツダ千葉;俺妹(販促キャラ)
と車、バイクの'メーカーのアニメへのアプローチが続いていますが、皆さんはどう思われますか?僕は、新しいアニメのあり方としてアリではないかと思います。だいたいバイク屋なんて、オタクの集まりだし、ご当地+アニメだけでなくって、もう一つアニメ業界にお金の流れをつくる作品になって欲しいと思います。そもそも東芝がいなければサザエさんだってあんなに長くつづけられなかよねww
{/netabare}