tinzei さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
opの前奏が思い出せない・・・・
約30分×3話のova。
戦時中に処女の力で敵をなぎ倒してから、処女専門の学校を作って処女に拘るようになった処女厨の話。
『サクラ大戦』の人が作った作品だから少し雰囲気は似てる気がする、ただ『サクラ大戦』をちゃんと観たことないから、細かい比較はできない。
何故か知らないけど、国名をはっきり言わない、日本も「我が国」と呼ばれ、他の国も「北の大国」とか「同盟国」と略されてる。おかげで国の勢力図が分かり辛い、しかもスパイとか出てくるから、余計ややこしくなる。
もう少し現実的な戦争かと思ったけど思ったよりSFだった。それなりに面白かったけど所詮は3話のovaだから、物語全体から見れば序章でしかないし、一応潮風が正式にバージンフリートに入隊した後の出来事を描いたゲーム作品があるらしいけど、ゲームじゃ意味ないし実質打ち切りみたいなもの。
面白いとは言ったけど、何かの作品と繋がってるわけでもないし、このovaを目的に観るには物足りないかな。
opの前奏が聞いたことあるクラシック曲なんだけど名前が思い出せない(笑)
【あらすじ】
・1話
バージンフリートの候補生でありながら許婚がいる潮風は相手の舞と学園の敷地越しにイチャつき、先輩の五月や後輩のコマチから反感を買っていた。
一方軍部ではバージンフリートの能力に懐疑的な達田川中将がバージンフリート創設に伴う軍縮に反対していた。
そんなある日、潮風と舞は一人の夫人と出会い、その夫人を波から守るため咄嗟にバージンエネルギーを使う。その後潮風は舞に自分にバージンエネルギーの素質があることを打ち明け、死んだ両親の結婚条件である学校の卒業まで隠し通すことを誓う。だがそれを例の夫人が見ていた。
だが校長の光華により、バージンフリート選定試験に選ばれ、五月や小町と空戦をすることに。戦闘機を飛ばしたことない潮風は舞を戦闘機に忍ばせ二人で操縦する。
試験本番の日、達田川の陰謀で実弾演習となり、部下の若本が戦闘機で乱入する。撃墜された潮風だったが舞とのキスでエネルギーを解放し若本を倒し優勝。最後に実は光華の母で15年前唯一の生き残りである夫人、広瀬中将により体験入隊を許可されバージンフリートに加わることに。
・2話
同盟国のエースパイロット二コラが来日し潮風たちの学校を視察するがお年末のため正月休みに突入。
潮風は五月たちと喧嘩をし校長に怒られ、罰として五月たちが潮風の家(つまり舞の家)の世話になることに。前から居候をしている涼暮の提案で大掃除をして年を越すがお酒が入りどんちゃん騒ぎになる。その時五月は潮風に自分の名前の由来を話すがバージンエネルギーの強さに嫉妬した五月は一人戦闘機で演習に出かける。
二コラの目的は共同開発の実験機とスパイのあぶりだしだったが、二コラこそそのスパイだった。本性を現した二コラは実験機を奪い逃走。広瀬中将はバージンフリートに出撃を命じ、二コラを追うがスピードについていけず。潮風は舞と共にまだ試験すらしてない機体に乗り二コラを追いかける。
バージンエネルギーを使い二コラに追いつくが、強い力を持つ潮風の誘拐こそが二コラの本当の狙いだった。二コラの友軍機に囲まれた潮風だったが、偶然飛んでいた五月と出くわし、五月が潮風を力を見せつけるために来たと勘違いして二コラたちを攻撃。実弾が撃たれたことにキレた五月はバージンエネルギーを解放し敵機を撃墜するが、二コラは最後に体当たりして五月が死ぬ。潮風はこれが戦争だと思い知らされる。
・3話
北の大国の爆撃王が他国の巨大爆撃と爆弾を奪い横浜を目指す。
五月のショックが消えない潮風はそのまま学校を卒業、バージンフリートへの参加令状が届くが、潮風を見かねた舞は結婚を急ぎ戦争から潮風を引き離そうとする。
結婚式の日、爆撃機の襲来で横浜に避難勧告が出る。だが舞は潮風に盃を渡し結婚を成立させようとするが、潮風は五月の言葉を思い出し、バージンフリートに加わることを決意し結婚を取りやめる。
爆撃機がすぐそこまで迫り、バージンフリートも迎撃に向かうが歯が立たず、若本が突撃して爆撃機を墜とすが巨大爆弾は海に落ちる。
だがそこに潮風が現れ強力なバージンエネルギーで爆弾を不発させ一件落着。
潮風は病院で生きていた五月と再会し舞に戦争が終わるまで結婚はできないと言う。