ねごしエイタ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
予言の正体と向き合う真実
意味ありげな少女の登場は、何を話し示すのだろうか?です。
成神陽太の前に唐突に現れた全知全能の神オーディンを名乗る中二病に見える少女の登場から、騒がしくも飽きないような日常の始まりだったです。あと世界が30日で終わるとは、何なのか?だったです。
簡単に本名を言ってしまう佐藤ひなによる、かけがえのない退屈しない日常が続くと序盤は思ってしまうです。{netabare}想定外に日常が、まさか崩れるとはだったです。
映画製作、ラーメン屋、TV主演、ある家庭事情、お祭りという{/netabare}陽太に関わるひなが、何処かにぎやかで退屈しない毎日だったです。
並行して暗躍する少年の行動が、後半で大きくひなの運命を変えるです。
明かされるひなの真実、思いがけない世界が終わるという事実、待ち受ける思わぬ展開は、その先に待ち受ける陽太とひなにとって何をもたらすのか?あまりにも予想もつかない進展で、ここからこのお話の美しさを思わせるOPやEDを象徴するような感じになったです。
{netabare} まるで「Charlotte」に例えると、最終回の最後における乙坂有宇や仲間たちだったです。
「ひなをさらったあの怪しい連中、組織が、壊滅できたりすればもっと良い終わりになるのになぁ」と思ったです。
ひな奪還における、陽太の苦悩の先にあるものは!だったです。知っているひなでなくとも、本当のひなであること受け入れる陽太と仲間達だったです。今までのことを忘れていたのは、誰だったのか?陽太の見つけた答えも良かったです。また、遂に完成した自主製作映画だったです。一番最初のひなの言葉が、やっとわかるです。{/netabare}感動といえば感動なのだが、「この終わり方でしかなかったのか?」「これで、いいのか?」私には、疑問が残るです。
{netabare} あの連中から、量子コンピューターを奪還して戻す手立てもしくは奇跡は、起こしてほしいところだったです。{/netabare}