mew99 さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
これは酷い
原作が大好きで、前作のBASARAも大好きです。
これは酷すぎてレビューせずにはいられませんでした。
擁護する事になるとは…
まず3話が3巻分はある。ダイジェストとか言われてますが、いやその通りなんだけど原作と違う事が多すぎる。
ダイジェスト→埋め合わせ→ダイジェストって感じ。5分ぐらいでそれやるからもう何が何だかw
あとアニメが…ギャグかよって動きするんですよ…顔も誰原作のアニメだよって感じです。
ダイジェストとはいえ原作もこんな感じなんでしょ?って思われるのが嫌なので、分かりやすく大人気の話題になった鬼滅の刃で解説しましょう。
まずOPでヒノカミカグラをやります。
そしてムザンが血を与えた人間だけが鬼になる場面も見せます。刀は赤く光ります。
そして1話では炭治郎が家に帰ると妹が鬼に!
たまたま出会った冨岡にウロコダキを紹介してもらい、夢でサビトとマコモがコツを教えてくれる。次回入隊試験へ!!
そんな感じですね。妹との絆とか家族とかはしょった感じ。鬼もすんなり受け入れましょう!そんな感じ。
理由もないけどウロコダキを訪ねて鬼退治しましょう!
そんな感じ。受かって石選びの時に全員の端折った昔話しも入れときましょう、そんな感じ。
まず1巻でナツ達以外のチームは出ないんですよ。2巻中盤で出てくるんです、ハナのチームだけ。
そして嵐は最初は無表情なんですよ、全員を誘拐に関与しているのではと疑っているので。それがただの爽やかイケメンw蝉丸はナツにとって突かれたくない痛い所をついてくるやつなんですよ、ただそれによってナツが成長もするんです。
端折ったり違うって何が違うか分からないと思いますのでひとつエピソードを。
ナツと嵐で水汲みに行きますが、見つけた後嵐がナツに2人を呼んできてと言いますよね。
大声だせばあそこなら届くから、と。なんでお前が行かねんだよって思うだろうけど、あそこは嵐は足場が悪いから降りられる場所を探しておくと原作では言ってるんです。
その後ナツが色々葛藤したあと、大声で2人を呼ぶんです。ナツの成長です。でもアニメでは行ってきてって言った嵐が何故かナツの隣にいて嵐が2人を呼ぶんですwww
いや、じゃあ最初からお前いけや、みたいな。そんな所がいっぱいあります。いーっぱい!
近親交配について語ってる方もいますが、ナツ達が襲われたネズミ、これについて近親交配や進化について自分達と重ねて語る部分もあります。
姉さんはワニをサクサクと退治してますが原作では小高い崖から飛び降りた衝撃のナイフで背中刺します。その後ワニにしがみつき、もう1匹のワニに片足やられます。アニメではサクサクでしたねー。ただそのシーンは水探す時じゃねんですけどね。その後の話しもあるしね。でもアニメではないよ。
ハナの島ではですね、唐突に虫に追われてましたがあの島は上陸して30秒後にはダッシュで帰るという法則がある島なんです。何故なら30秒すると羽虫が湧き、それを追うように湧く別の虫に襲われるから。虫の島とハナ達は呼んでいる。
そこもめいっぱい改変されてます。
最初の水辺はハナ達が水が足りなくなり、30秒を繰り返し手がかりを元にたどり着いた水辺で、追いかけてきた虫は巻いたわけではなく何故か水に入ると寄ってこない、不審に思いながらも生きる為に水を汲むと、周辺を飛んでいる巨大トンボを狙ったあのカマキリのようなやつに襲われます。
その後水辺にはその巨大トンボの幼虫ヤゴがおり、またピンチ。水に引きずり込まれますがナイフで応戦します、その時に湖の中に水の流れがある事を発見し…と色々伏線はってます。虫の抜け殻もハナが至る所で気になっています。食い破られた虫だと後々気付きます。
そして文明社会だから女は生きてこれた文明がなくなった社会では女の純潔なんて風前の灯だ、と医学部の女が言うように緊張感のある人間関係なんですよ。
その中で柳に逆らわず従順な女性が1人いるんです。ヒバリを世話してたあの女です。
何か問題が起きても逆らわない、ハナが言うこと聞かなくていいと言ってもやるような。でも妹と同じ歳位のヒバリを心配している。船の移動は原作ではハナの提案です。柳ではありません。最初の島に戻ったと気づいた時にヒバリをおんぶしているのはアニメではハナでしたが、原作ではこの女性です。
ここで柳に初めて反抗しヒバリを守ります。
今まで従っていたのは争いを避ける為とこんな人でも男手なのでいざと言うときはやってくれるだろうとの期待もあっての事だとわかります。そしてハナが抵抗しアニメでは足場がいきなり崩れて…でしたが柳が1人でも生き残ってればいんだから誰でもいいから落ちやがれ、とハナに掴みかかり、ハナが抵抗し突き飛ばして柳は落ちていくのです。だから私が殺した…とハナは自責の念にかられるのです。
アニメの洞窟の中でも笑えるツノマタのライターで追い払おうとしてるシーンは、原作ではツノマタは自分の着物の袖を剥ぎ火をつけ、虫を追い払ってます。
あとハルというライター落っことしたよく分からない男いましたよね?あの人はあの時にはもう人より音がよく聞こえてハナのピンチも救っており、物言いは現代っ子な生意気ですが運動神経は悪いけど頭と耳はいい、そしてハナに懐いてる。というのが読者には分かっているんです。
特殊なチームがいますが、現代でそれはねーだろwwと思ってしまうのがアニメクオリティ。
そこまで見てませんがヤバい描かれ方してそうなので見る勇気がありませんw1話かなんかでもう出てたしw
この漫画はLOSTとか洋ドラマみたいなんですよ。
ミステリー、伏線、サバイバル、人間関係、成長
この中のサバイバルだけとったんでしょうね。
大切なのは人間関係と成長だったのに端折りすぎ捏造しすぎて誰にも感情移入出来ない。誰も好きじゃない。
私の願いはBASARAが同じ制作会社に狙われない事…