tinzei さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
ストーリーがつまらないタイプのBLはキツい・・・・・
死者を調査する機関十王庁に属する死神(もう死んでいる元人間)である都築と新人の密が、不自然な死を遂げた者や事件などを解決していく。
事件別に分けると1~3話、4~6話、7~9話、10~13話の四つ。
事件と言ってもサスペンス要素があるのは7~9話だけで、後は主人公たちVSライバル的存在(邑輝)or悪魔みたいな構図。個人的には短編完結の怪奇サスペンスを期待してたから、少し期待外れだった。
BL作品だから基本登場人物は男であっち系のキャラが多い。メインストーリーの都築&密VS邑輝も、密は昔邑輝にレイプ?されて殺されたし、都築は今現在邑輝に言い寄られてる(体を狙われている)し、他の十王庁のメンバーもそんなんばっかだし、別に毛嫌いしてるわけではないけど、ストーリーが面白くない上にこれだから観てて精神的に疲れてくる。
結局都築の生前の能力は明かされじまいなのは良いとして、主要メンバーの過去についてあっさりしすぎ。邑輝にしても都築の体がいる理由として少し過去が描かれてるけど、義兄が何故父親を殺したのか描かれてないし、密も都築も過去の描写が軽くある程度、こういう作品なら一話丸ごと過去編に使ってもいいぐらいなのに・・・・・・原作がどうなってるのか知らないけど、おかげでメインキャストに感情移入し辛かった。
【各話あらすじ】
1→都築と密が組んで長崎の吸血鬼事件を追う。有名歌手マリアウォンの来日と事件発生日が重なってることが分かり彼女を調べるが逃げられた上彼女は死んでいた。
2→都築は調査を続ける途中で謎の医師邑輝と出会う。実はその邑輝が黒幕だった。密とひと悶着あり自ら囮になってマリアウォンを誘き出し戦うが医師の力で捕まる。最後は密の助けでマリアウォンを解放するが今度は密が攫われる。
3→密は邑輝に攫われていた。都築は邑輝本人に会い密との関係を聞く。その間に俱生神が密を見つけ続きも行く。邑輝と戦闘になり密と協力して退け改めてコンビを組む。
4→バイオリンを弾く高校生聖は音無という男の目を移植しその娘上総と知り合う。だが聖の左目には音無が生前かわした悪魔の契約があり代償は上総の命だった。
5→都築たちは聖と上総を保護し守る。敵の正体が悪魔の幹部と分かり誘き出し戦う。都築が敵を倒したかに思われたが悪魔は都築の体に寄生していた。
6→都築が体を乗っ取られ聖たちの命を狙う。十王庁で戦闘開始、密のおかげで都築を自分を取り戻し悪魔を追っ払うが上総が巻き添えで死ぬ。都築たちは聖の演奏を死んだ上総と共に聞きに行く。
7→死期が延びる現象を調査するため豪華客船に忍び込むがオーナーの娘の主治医をしていた邑輝と会う。その夜殺人が起こり真っ先に邑輝を疑うが今度は邑輝も殺される。
8→都築は邑輝から聞いていたアイリーンという名を調べる。だが殺人は続き女優やオーナーまで殺される。密はオーナーの死にショックを受けた娘椿に邑輝や自分が死神であることを話す。
9→都築は殺された最初に殺された男の指輪にあったチップから船の隠し場所を発見し違法臓器売買を突き止めるがアイリーンの心臓を持った椿が現れ真実を語る。だが直後すべての黒幕だった邑輝が現れアイリーンを殺し船を爆破し去っていく。密は自分を取り戻した椿を介錯して密と共に船を後にする。
10→京都で連続殺人が起こり邑輝の毛髪が発見されたことで都築たちも呼ばれる。都築は邑輝と対話し自分を狙って殺人を犯していると知り苦悩するが邑輝は裏でクローンの研究に手を貸していた。
11→都築たちは邑輝とクローン研究者の繋がりに気付き尋ねるがすぐに追い返される。更にそこで出会った女学生二人が邑輝に襲われ一人が死ぬ。駆け付けてきた都築も襲われそうになるが同僚の巽に助けられる。もう一人の女学生も襲われるかもしれないと思った都築たちは女学生の学校に編入する。
12→邑輝の目的は義兄を生き返らせて自らの手で殺すことだった。女学生が邑輝に攫われるが研究者を殺した後すぐに返される。都築は彼女の面倒を見るが彼女が巨大ムカデになり暴走、都築の式神が勝手に彼女を殺し続きの心は壊れ邑輝に連れてかれる。
13→密たちは邑輝の親友からカードキーを真剣勝負で勝ち取り邑輝を追う。邑輝は都築を実験しようするが都築が邑輝を刺し自らを燃やそうとする。だが駆け付けた密が都築が必要だと言い自殺を辞めさせる。邑輝は行方不明だが密はまだ奴は生きてると言い前を向いて生きようと都築に話す。