ストライク さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ハードル上げ過ぎた
感想
麻枝准さんの泣ける作品という前評判で期待値上げて視聴したのがいけなかったのか・・・
う~ん
悪くはないけど、期待してただけにちょっと残念だったかな。
麻枝さんのこと何も知らないで視聴してたら良かったと思う。
世界の終わりまで30日という大層なカウントダウンは、ひなの病気に起因する本人視点のもので、視聴者を大きく煽っておいてそれはないなぁっと。
それに
3話のラーメン回
4話の麻雀回
なにあれ?ギャグ回のつもりなのかな?
自分は『Angel Beats!』『Charlotte』にあったギャグは面白く感じてなくて、今回もサムイとしか思えなかったです。
(麻枝さんのギャグは、自分には合わないみたいですねw)
途中、なんかの番組で麻枝さんのインタビューがあり、本人が「3~4話は我慢してください」みたいなこと言ってたんだけど、終盤の急展開を考えると、3~4話は絶対要らなかったと思う。
終盤でひなが記憶を無くし、言葉も話せずまともに歩けないくらい弱体化した当初、陽太のことを拒絶し怖がってたのに、最終話でなぜが急に「陽太、好き」と言葉を発し、陽太に向かって歩くとこはウルウルしたけど、頭のどこかでなんで急に好きになるの?と思ってました。
手のひら返し早くね?って。
これだったら、3話4話なんて我慢する回なんて作らず、終盤をもっとじっくり話を作ってくれればよかったのになって思いました。
あと、みんなで自主映画を撮影する件なんかは、物語のテーマである、「ひと夏の出来事」としてよくあるありがちで使い古されたネタ(『あの夏で待ってる』とか)にも感じたかな。
全てが ひなが戻って撮影再開が約束されてたようにも感じてちょっとクサかったです。
なんて、ここまで酷評になってしまいましたが、最初に書いた通り麻枝さんの作品と言うことでハードル上げ過ぎてたのが悪かったですね。
一般のオリジナル作品として観れば、普通に面白かったと思います。
最後に、どちらのひなも可愛かったです。
CVのあやねるの演技もGJ部でした!