剣道部 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
サイエンスファンタジー
[文量→中盛り・内容→感想系]
【総括】
科学アニメの2期。相変わらずの「へぇ~」という学べる部分もありますが、どちらかと言えば、人間ドラマやバトル、友情など、ジャンプらしさが前面に出たでしょうか。
1期から順番に観なければダメなタイプのアニメですね。3期も楽しみです。
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
各回の平均的な面白さとしては、1期の方が上だったと思う。何もない原始の時代から、一つ一つ文明を築き上げていく面白さ。「学び」の部分においては、間違いなくグレードダウンした。
でも、最終話の、司のコールドスリープでかなり盛り返した。死にゆくキャラクターと最後に交わす会話が、「初めてのムダ話」というのは、合理性を尊ぶ千空と司だからこそ、素敵な時間だった。
勿論、疑問が残るところはある。
石化の復元効果によって、確かに傷口は治るだろう。でも、「生きたまま瞬間冷凍した」わけではなく、「死体を凍らせた」とすれば、「傷が塞がった凍死体」が復活するだけじゃないだろうか(この辺、医療にもSFにも詳しくないけど)。仮に、意識不明状態で柩に入れても、あの原始的な設備では凍るより早く死にそうなもんだけど。それとも、復活した後に蘇生措置すれば生き返るもんなのかな? よく分からん。
あと、気になったのは、携帯開発と戦術立案の順番が逆じゃないかということ。
CDとモノマネを使った攻略方は、ゲンの発案で、理にかなっているとは思うけど、だったらゲンのモノマネがない段階での、(携帯電話を使って司軍を倒す)千空のプランは何だったんだろう? そこが示されないと、「科学兵器」より優先的に携帯電話を作った整合性がない。あれだけの時間と手間をかければ、かなり強力な科学兵器作れたと思うし。無血開城も、最初からそれが第一優先だったわけじゃないしね。
まあ、そういう疑問があれど、エンタメとしては充分に面白い作品なので、3期が楽しみですね。本作を楽しむコツは、あまりサイエンスにこだわより、ファンタジーとして眺めることなんだな~と思いました。
{/netabare}
【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
う~ん、携帯開発と戦術立案の順番が逆じゃない? 千空案も聞きたいな。
2話目 ☆3
開発の優先順位、それで良いのか? と思ってしまう。
3話目 ☆3
足音でバレるなら、声でバレるだろ(苦笑) 歌の力。本当の意味で仲間が出来た。
4話目 ☆3
右京の裏切り、まあ、そうだろうな。
5話目 ☆3
自動車作るなら、やっぱり銃でしょ。だったら最初から、「人死にを出さない」という基礎方針を打ち出せば良かったかな。
6話目 ☆3
脱獄。しんきゃらね。
7話目 ☆5
自衛官の矜持か。こういうの、嫌いじゃない。
8話目 ☆3
何だろう、油断以外のなにものでもない。さっさと火薬作っていれば。
9話目 ☆3
う~ん、感動系で締めるか。ここで司をいい人にするため、ユズリハの石像修復があるわけね。
10話目 ☆4
胸熱タッグバトル。
11話目 ☆5
1話少ないか。司、勿論て(笑) 別れのシーン、素晴らしいな。
{/netabare}