tinzei さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
戦闘に関しては『スターフォックス』かと思う
男だけの星タラークは女だけの星メジェールと長年戦争を続けていた。タラークの整備士だったヒビキはタラークの新型戦艦に潜入するがメジェールの海賊に襲われ士官候補生で医師志望のドゥエロと食品会社社長の息子バートと共に海賊に捕まってしまう。
簡潔に言えば「覚醒した昔の移民船で周り女ばっかの海賊をやってたら、自分達の体を狙ってくる地球からの刈り取り船と戦うことになる」話。
ここ最近のSF映画でありそうな内容だけど、それなりに面白かった。
最初、男性の星、女性の星っていう設定で、『ガルフォース1』に似たパターンかと思ったけど、他にも声を失った星とか肌が真っ白っていう星みたいに色んな星の人間が出てきたから、そこまで重要な設定ではないっぽい。これで艦内で男と女が結ばれて新人類ができるっていうパターンなら同じだったんだけど(笑)
「地球人類が植民者たちの体の一部を刈り取り止まった細胞の進化を補う」っていう、言葉だけ聞くとエグい内容だけど、実際に刈り取りの現場は描かれないからエグさグロさはない。脊髄を取られる人類の話の時、壁画で描かれてたけど、マジックテープ剥がすみたいにしてたから映像化すると相当グロいんだろうな(笑)
外での戦闘は全てCGで、戦艦や戦闘機のビジュアルとメカ設定は良いんだけど、複数線状のビームもディータやメイアたちが乗る戦闘機も含めて、『スターフォックス』にしか見えない(笑)
終盤地球人類の刈り取り船と最終決戦を迎えるけど、個人的には地球まで行って対決する構図の方が良かった。結局地球人類もあの子供以外出てこないし、その子供も人間なのかアンドロイドなのかよくわからないし、そこだけ残念だった。
【各話あらすじ】
1→ヒビキは仲間に言われて新造戦艦に潜入するが戦艦が女の海賊に襲われ一人の女ディータと出会う。味方が響きたちのいる切り離した部分に攻撃しヒビキ絶体絶命。
2→攻撃の瞬間結晶が周囲を多い皆助かる。ヒビキはドゥエロ、バードと共に捕まる。だが謎の敵襲来でヒビキは出撃し敵を蹴散らす。最後はディータの戦闘機と合体し敵艦を破壊。
3→海賊はヒビキたちと協力し船を調査する。だが突如船が動き敵残骸調査をしていたディータとガスコを置いていってしまう。ヒビキは単独出撃し二人を救出。船を解析し敵の正体が少しわかりヒビキたちも仲間に加わる。
4→敵を撃破し続けるヒビキは調子に乗りメイアと対立する。だがガスコのもとで働き冷静になったヒビキはトゲトゲの敵との戦いでメイアと合体し倒す。
5→パイロットのジュラはヒビキとの合体に興味を示す。未開の星を見つけバンガードで調査をするが砂を操る敵の襲撃を受ける。メイアが無茶をするがヒビキに助けられる。調査が終わりその星は敵に収穫されていた。
6→メイアがまた無茶をして重傷。ジュラが代わりにリーダーをするが敵に苦戦する。メイアが過去を思い出す間ドゥエロたちが必死に治療し何とか回復する。ヒビキはその間に敵を蹴散らす。
7→ヒビキはディータが鬱陶しく思い拒否してしまう。落ち込んだディータはヒビキとの合体を拒否。だがお互いの周りが助言し無事合体。
8→廃棄された衛星で商人のラバットと猿と出会う。衛星の暴走への対処で海賊に興味を持ったラバットはヒビキ達の船に滞在する。ヒビキは気に入らないラバットと殴り合いをするが負ける。
9→水の星を見つけるが周辺に敵がいた。ヒビキは戦闘中ジュラと共に星に落ち流れで合体するがジュラは形状に文句を言う。頭領が星に降り水上都市の責任者と話すが、彼らは刈り取る者たちを神と呼んでいた。頭領は勝手に彼らの生き方に怒り敵を撃破する。彼らは怒るが頭領は自分の決めろと言い去っていく。
10→クリスマス。プレゼントの話を聞いたヒビキは近くにあった氷の彗星へ氷を取りに行くが敵と遭遇、メイアと協力して倒し無事クリスマス開催。
11→男を嫌い女性陣が勝手に男たちを捕らえる。ヒビキはそれから逃げ一人脱出する。宇宙を彷徨っていると白い肌を持つ人々と会い一緒に刈り取る者と戦うが何も守れず、大破したとこをラバットに保護される。
12→海賊に戻ったヒビキだったが守れなかったことに落ち込む。すぐに11話の敵と遭遇、最初は男無しで戦うが苦戦し、男たちは捕まったラバットが脱走したのを機にそれぞれ持ち場に戻る。
13→船は重力が強い星に引っ張られシールドを展開しそこに籠る。その間に作戦を立て、星を破壊した衝撃で外に出る。ヒビキとディータは合体し敵艦へ突っ込み母艦を落とす。