ksk84 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
世界観が面白く…そして、何気に無慈悲なエグさも良い(笑)
Netflixのザッピング中に見つけた本作。
OPの「アンインストール」を聞いて懐かしくなり視聴(笑)
曲は知ってたけど、このアニメは見たことがなかったので初見でした。
うんうん、けっこう楽しんで見れました( ̄∇ ̄)
十分に良作の部類では無いかと。
2007年と若干古めのアニメですが、その割にクオリティーが高く良く出来ていると思います。
本作、ロボットは出て来ますが、全くロボットものではありません(笑)
もはやそこはメインではなく、それぞれの登場人物たちの成長物語が主軸です。
世界観が面白く…そして、何気に無慈悲なエグさも良いですね(笑)
この設定ってどうやったら思い付くんだろう…
中盤で衝撃的だったのは「敵ロボットにも同じように人間が乗っていて、それぞれの地球を守るために戦っている」という設定。
自分たちの世界を守るためには、相手の世界を壊しても戦わなくてはならない。
戦争と同じく、現実世界での弱肉強食、残酷な摂理を表しているようにも感じました。
でも、突き詰めると実際そうなんだよなと。
人間の世界だって、他の生き物の犠牲の上に成り立っているとも思うし。
「ママはパパを守るために戦って、私は地球を守るために戦うから。」
手の届く範囲の幸せを守るために、握りしめるべきはアンコの言葉なのかなと。
<内容(「oricon」より)>
夏休み――自然学校にやってきた15人の少年少女。
そこで、小学生の宇白可奈を除く14人の中学1年生は、ココペリと名乗る謎の人物と突然、契約を結ぶ。
その契約は
戦いに負けたり、勝負がつかず48時間経過すると、地球は破壊され、全人類のみならず地上の全生物が死滅する。
操縦者は、事前に契約した者の中から選ばれた1名がなる。
操縦は一人で行い、勝手に変更する事は許されない。
ロボットは人の生命力で動く。一戦闘する代わりに、操縦者の命を奪う。
世界の滅亡か ぼくらの死か。