いこ〜る さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ソロ発進
みんなバラバラにバイトしてる。
冬休みにつるんだりしない。
りんちゃんは相変わらずソロキャンに出かける。
お父さんが櫻井だった(←これは別にどうでもいい)
実にゆるキャン△らしい2期のスタートだ。
これなら何の心配もいらない。
3話
要約すれば正月休みに友達の家に泊まりに行った…程度の何でもない話なのに、短編映画の様な完成度と、何とも言われぬリラックス感のある、いわゆる神回だったのでは?
新キャラCVの黒沢ともよも、如何にも地方都市の子っぽい演技で素晴しかった。
9話
子供の旅立ちをさりげなくアシストしつつ、その成長を喜ぶ父親と祖父の姿が泣ける。
いや実際自分が親でも新品の風防を持って来たり、夜なのにリレーを買いに行ったりするだろう。そして早起きして一緒に少し走るのだ。
まったく、子が同じ趣味を持ってくれるのは無上の幸せなのだから。
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見終わった。
さみしいはさみしい。
だからまた行こうとナデシコは言う。
作品テーマがこうも端的に表されるとは恐れ入った。
最終話、伊豆キャンからの帰りは、まるで自分も旅の終わりにある様な気にさせてくれた。
ひとり、ひとり。帰る先の分岐ごとに減ってゆく友の姿。
ただいまの挨拶をして荷を解く際の高揚感の残滓と滲み出る寂しさ。
そう言った絵にも言葉にもし難いものを、はっきりと感じさせてくれるのがゆるキャン△の凄さだろう。
2期もとても丁寧に作られていて素晴らしかった。