イムラ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ガンソード×グレンラガンなのか
<2021/1/9 初投稿>
見始めなので評点はデフォルトの3.0です。
今期新作7つぐらい第一話見てみましたが、今のところ一番好感触!
どうやらオリジナルアニメのようで。
EDクレジットが原作「谷口悟朗、中島かずき、ANIPLEX」になってました。
谷口悟朗と言えば「コードギアス」「ガンソード」「スクライド」などの魅力的なオリジナルロボアニメを生み出す名監督。
原作付きでも名作「プラネテス」を始め「純潔のマリア」などでも手腕を発揮。
「ガンソード」「プラネテス」「純潔のマリア」は特に大好きです。
かたや中島かずきといえば「グレンラガン」「キルラキル」「コンクリートレボルティオ」、最近だと「プロメア」とか「DNA」とか「ノリと勢いと熱量」で押し切る名作、良作、迷作を多数輩出する作家さん。
ちなみにこちらの中では「グレンラガン」が大好き。
この二人が手を組んだ、ということのようです。
で、本作の第一話を見ての感想。
谷口監督の方が芸風が広い分、中島かずきテイストに少し寄せて少し暑苦しい感じはします。
一応、{netabare}ロボもの{/netabare}のカテゴリになるんでしょうが、
谷口「ガン×ソード」と中島「天元突破グレンラガン」の空気感を混ぜこぜにしたような。
でも出てくる人はみんな普通そう。
カミナのような気合いでなんでも解決可能な人も、ヴァンのような真性「バカ」もいなさそうです。
そういう意味ではキャラの人格的には「コードギアス」っぽいかな。
という作品です。
世界観とかキャラ紹介などは2話以降、もう少し見てから追記したいと思います。
<2021/1/24 追記>
三話まで視聴しました。
グレンラガンやガンソードがお好きな方なら好きな展開ではないでしょうか。
同じような展開とも言えますが 笑。
少し内容に触れます。
周囲を高さ十キロの壁に囲まれた、いわゆる異世界。
その世界の住人は「壁の外には何もない」と言います。
そしてその世界には二大国を始めとするいくつかの国があります。
中世の中国っぽい国、独立前のアメリカみたいな国、コードギアスのブリタニアみたいな国。
文明レベルはレボルバーや大砲は普通にあるので現実世界で言えば1800年代くらいなんでしょうか。
ちょっとアンティークな世界観。
ただ一つブライハイトという巨大ロボットの技術を除いては。
と言っても謎のオーパーツ的なものなのでその世界の人々は技術を理解してるわけじゃないのですが。
ここら辺のロボの扱いもグレンラガンやガンソードとよく似てますね。
第三話で{netabare}巨大戦艦を入手したバックアロウ御一行はエッジャ村の村人全員と一緒に壁に向かって旅立った{/netabare}のでした。
やっぱり{netabare}ロードムービー{/netabare}でした 笑
そしてやっぱりこういう展開好き。
登場人物は相変わらず正常な人が多いけど、でもそのうち鉤爪の男のようなイカれポンチが出てくるんじゃないかと期待してますw
やっぱこれ楽しいな。
<2021/6/18 追記>
最終話まで見終えました。
ラストはなんか{netabare}ポカン{/netabare}としましたよ。
バトルのところ{netabare}最終回での畳みかけ方はグレンラガンやガンソード{/netabare}のそれを思い出しました。
それ、というのは{netabare}対アンチスパイラル戦や対鉤爪の男戦{/netabare}のことです。
でも本作はカタルシスがちょっと足らない。
しつこいと言えば良いのか。
確かに{netabare}ルドルフ{/netabare}は良いキャラしてたし、やはり{netabare}三木眞一郎さん{/netabare}は凄い。
でもこんだけ引っ張るとなー
そしてこの世界のカラクリ。
良かったですよ。
これは予想できない。
ちょっと{netabare}LAST EXILE{/netabare}を彷彿とさせる。
でもなんかその割にカタルシスが足らない。
なんでなんだろうな。
全編通して展開は早く、盛り上げ方もさすが。
でもなんか噛み合ってない。
もしかしたら谷口悟朗監督と中島かずきさんは作風が少し似てる分、相性がさほど良くないのかも。
美味しいウスターソースに美味しい醤油混ぜたら微妙な味になった、って感じかも。
ちょっと評価の難しい作品でした。。