えたんだーる さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
男の裸と食事の描写はあいかわらず…(笑)!
とりあえず第1期、第2期からの続き物で話数カウントも第1期から継続ということで、前の2期を観ていない人にはなんのことやら意味不明な作品になっています。ということで未見の方はここでさようなら…。
軽くおさらいしておくと杉元とアシㇼパが出会い、アイヌが残した金塊と網走監獄との関係が説明されて旅の目的が定まる序章ともいれるのが第1期、そこからの継続で第1期から続いていた金塊を巡り脱走した囚人の刺青人皮の争奪戦が白熱、最終的にはのっぺらぼうを巡って網走監獄で大騒動が起きるのが第2期といった感じでしょうか。
第2期の最後で杉元とアシㇼパは引き離されてしまい、第3期はキロランケに連れられて樺太に渡ったアシㇼパを杉元や谷垣たちが追うといった展開になっています。
それまでずっと北海道内だった舞台が樺太に移って、文化的にはロシアの影響が大きくなったりアイヌ以外の少数民族が出てきたりといった具合で、馴染みのない風俗や食べ物がいろいろと出てきます。
いちばんインパクトがあったのが「スチェンカ」ですかね。上半身裸の男たちが拳で殴り合います。そのエピソードでのロシア式サウナ「バーニャ」もインパクトありましたね。
ストーリー的にもアレクサンドル2世暗殺と登場人物との関わりが明かされたり、いろいろと波乱の多い第3期でした。
そして食事的には相変わらず味噌(アシㇼパさん的には「オソマ」)が大活躍だったのでした。獣肉の臭みが消せたり、なかなか便利ですよね。
しかし金属が肌に張り付いてしまったのを剝がすのにおしっこをかけますか、そうですか…。