タック二階堂 さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
2期での立て直しに期待して…
詳細は1期を観てください。
やけに評価の高い「なろう系」異世界転生ファンタジーですが、正直、そこまで面白いか? という作品。1期は、序盤こそRPGの要素やシムシティ的な街づくりゲームの面白さなんかが加味されて、かなり期待していたんです。
しかし、いつまで経っても話の進まない展開(2クールの弊害)、2クール目からの駆け足(拙速で乱暴な仲間増やし)、バトルのつまらなさ(スライムが相手を食うだけという地味さ&強敵を仲間の魔王・ミリムが一撃で撃破とか)、尺を余らせてラスト2話を閑話とか外伝で調整したとか、イメージは決して良くない作品でした。
そんな良いイメージのない作品の続編なので、ハードルは下げまくって2期を観ようかなと思った矢先の初回は、なんと1期の総集編でしたw
ま、ハナっから「閑話」ってタイトルだったので、そこまで目くじらを立てることもないと言えばないんですけど。要は0話ってことですね。むしろ、この0話30分で、ある程度1期が上手くまとまっていて見やすいってのはどうなんだというw 23話が30分で語れるアニメっていったい……。
とりあえず、制作陣も1期の反省をしたとは思いますので、2期はまともな展開にしてくれると期待しています。少しはリムルも強敵に苦戦しようね。とりあえず観ます。
=====第25話視聴後、追記です。
{netabare}
先週、閑話という1期のおさらい編をさんざんやったのに、アヴァンで1分35秒もの長々とした尺を使って、またも1期の振り返りをやりますよ。こういうところなんだよなあ……。
初回のノリは、OVA版みたいな内容。使節団を任命して、テンペスト住人らとともに獣王国ユーラザニアへ送り出すという話ですね。あいさつの壇上に立ったリムルは、ひとボケかました後、たいしたこと言ってない挨拶をして住人たちは感動という。
今期、続編が放送されている人気作品が、それぞれ好調なスタートダッシュを見せたのに比べて、なんとも退屈な内容のAパートで……。
Bパートは、さすがに退屈させまいと、いきなりテコ入れのお風呂シーン。そして、爆乳の使節が登場。オバロのアルベドかな?
で、無礼な使節とシオンがバトル開始。そして、そんな小競り合いを来週に引っ張るという。「ま、けしかけたのは俺なんだけどね」で。
うーん……。微妙な初回でした。
まあ、観るけどさー……。
{/netabare}
=====第28話視聴後、追記です。
{netabare}
相変わらず、もっさりもっさり進行してますねえ。
普通に展開してれば、とっくにファルムス王国との激突を描けてるでしょ。今回もそうですが、丁寧に見せるのはいいけど、それをそんなに時間かけなくていいだろというところをじっくりやるんだよね。ファルムス国王と首脳陣の会議なんて、そこまでネチネチやらなくたっていいんだよ。
こういうところなんですよねー。どーせ、前半は牛歩みたいなのんびり展開で、後半で駆け足やるんでしょ。1期でダメだったことを繰り返してますよね……。
{/netabare}
=====第29話視聴後、追記です。
{netabare}
毎度のことながら、イライライライラさせられるアニメです。あー1期もそうだったなーと、懐かしさを感じますね。
前回で、ファルムス王国の首脳が開戦を決め、いかにも三下な転生者3人組を送り込んで、ひと騒動起こして攻め入る口実を作るってところで終わったのに、Aパートはずっとダラダラと日常的な何かをやっているという。
いざ三下どもが騒ぎを起こすのも、グダグダと能書きばかりの冗長な煽り。いや、わかるんですよ。そこを長く描くことで、カタルシスの演出をより大きいものにするっていうのは。わかるんだけど、これまでダラダラノロノロ話を進めていただけに、さっさと進めろって気持ちしかない。
結局、たいして話が進んでないし、主人公は出てこないし。
クレープの作り方って見たことあります?
熱々の円い鉄板に、ほんのちょっとだけの生地のタネを落として、オタマで薄く薄ーく伸ばしてクレープの皮にするんです。それを見せられている感じ。ほんのちょっとのネタをうすーーく伸ばして、1話作ってますよという。
いつになったら面白くなるんですか?
{/netabare}
=====第30話視聴後、追記です。
{netabare}
ようやくヒナタ・サカグチとの直接対決です。
ぶっちゃけ2話分くらい展開が遅い!
これを3話目ぐらいに持ってくるぐらいにしないと、僕のような反応になりますわ。余計な描写でダラダラ引っ張った感じで心証が良くないです。
やっと面白くなるんですかね。
{/netabare}
=====第32話視聴後、追記です。
{netabare}
いや、わかりますよ。わかりますけども……。
シオンやゴブゾーが56された仇を討つための、タメの回が続いてるってことよね。あのイキった三下転生者3人組をギッタンギッタンにするというところで思いっきりカタルシスを感じさせるという意図はわかるんだけど……。
テンポが本当に遅い。
コミカライズとかだと、適当に見たいところまで自分で進められるからいいけど、毎週のアニメだと本当にもどかしい、じれったい展開を延々と見せられるというね。
やめてよね? これでイキリ3人衆も温情を加えて仲間に加えちゃいましたとかの展開は。
{/netabare}
=====第33話視聴後、追記です。
{netabare}
いい加減にしないと、そろそろ本気で怒りますよ?
今期3度目(閑話含む)の1期の回想シーンでの尺稼ぎ。で、1話まるまる使って回想と会議だけ。
構成が下手すぎでしょ。何回1期の同じシーンを2期で見せられるんですか。
会議もさ、すべてが「さすがリムル様のご慧眼」「我々、リムル様のためなら命を賭して戦います」というシャンシャン会議。2期前半クールの佳境の話でしょ。こんなあからさまな尺稼ぎの回を見せられるとは……。
面白いところはある作品ですが、1期から本当にこういうところ嫌いだわ、この作品……。
{/netabare}
=====第34話視聴後、追記です。
{netabare}
マジ、視聴者の願望をことごとく外してくるなあ。
イキリ転生者3人組の56しかたで満足だったのは、クール系イキリ小僧が首を刎ねられたところだけ。腕力バカが調子こき女を屠ってどーする!
で、腕力バカを魔法使いが手にかける展開を誰が望んだよ?
結局リムルは、モブの兵士たちを殲滅してるだけじゃん。
アヴァンで意味のない前回の振り返りやってる時点で、嫌な予感がしたんですよね。カタルシスが足りないんですよ、これでは。
{/netabare}
=====第36話視聴後、感想です。
{netabare}
リムルが魔王に進化してファルムス王国軍を退け、死んでしまったシオンやゴブゾーなど全員を生き返らせて、しかし魔王ミリムが操られていることがわかり、召喚したアークデーモンにディアブロと命名して配下に加えて、自らの分身を内なるドラゴン・ヴェルドラの依り代にして、俺達の戦いはこれからエンドでした。
いや、まあ、2期の「第1部」だから、キリのいいところで終わらせる予定だったんでしょうけど、なんというか……。
シリーズ通して言えることなんだけど、もう少しテンポよく進められないものでしょうか。どうしても、各話が薄い印象なんですよね。だから、当然あるべきカタルシスが足りない感じがしてしまうわけです。
ま、いずれにしても2期の第2部を観てみての判断でしょうかね。
{/netabare}