まつまつ さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
作品の世界にイマイチ入り込めないまま終了
話の内容にはそれ程興味は無かったのだが、オリジナル脚本のアニメという事と、声優に杉田智和、中村悠一、マフィア梶田の盟友トリオが出演するという事で視聴。
正直1話からそれ程作品の世界に入り込めず、そのまま最終話まで視聴したがやはり最後まで入り込めず終わってしまった。
突如地球に現れた人類に攻撃を仕掛けてくるプライマリーピラーという謎の光の柱と空軍(主に日本の館山基地が舞台)との戦いを描いた作品。
で、そのピラーを倒せるのが神に選ばれたワルキューレという戦乙女達のみであり、特に優れた戦闘力を持つ物がネームドと呼ばれ世界に数人しかいないらしい。
ワルキューレ達が操縦する戦闘機は英霊機と呼ばれるプロペラ機で、空軍パイロット達は戦闘機で彼女達のサポートに徹する。
今期秋アニメの別作品でアサルトリリィという作品があり、それも特殊能力をもった選ばれし女子高生が武器を操りヒュージという突如出現した謎の敵と戦うという話で設定が被る所があるのだが最近の流行りなのだろうか?
結局オーディンという神を名乗る存在が、自ら創ったピラーを倒せるワルキューレを人類に授け、最後神VS人類で戦うっていう自作自演な話にしか見えなかったのだが、実際は違うのだろうか?
正直自分には良く理解出来なかった。
オーディンもただの中二病全開の子どもにしか見えなくて神としての存在感が全く感じられなかった。
結局どういった存在だったのかが良く分からなかった。
最後の戦いでワルキューレ達は無事生還して、めでたしムードの終わりで確かにそれはそれで良いのだけれど、館山基地の隊員たちは死にまくっていて、戦死者達は英雄扱いっていうのも今の時代っぽくない感じがするんだよなー。
最後の作戦もオーディンの最後も何か良く分からなかった。
全員生き延びてハッピーエンドってのがスッキリするけど、戦争で誰も死なないっていうのもあり得ないし誰もが腑に落ちるラストを作るっていうのは本当に難しい。
取り敢えず自分には残念ながら良く理解出来なかった作品だった。