タック二階堂 さんの感想・評価
2.5
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:途中で断念した
荒唐無稽な競馬ソシャゲの2期。
詳細は1期でも。
実在する競走馬を擬人化、美少女化して走らせるソシャゲのアニメ化作品で、これが2期となりますね。
まず大前提として、競馬が好きな人間からすると意味不明感がすさまじいわけです。今回の主役はトウカイテイオーですけど、憧れのウマ娘がシンボリルドルフ。いや、それ、お父さんだからね?
なんか注釈に「史実に基づいたフィクション」と言っていますので、厳密な話をしてしまうのは野暮ではありますけど。
どうやら、今クールはトウカイテイオー×メジロマックイーンのライバル物語という図式のようですが、この2頭は結局、春天1回しか戦っていませんよ。その春天、トウカイテイオーから買ってマックイーンを外したので大損しましたが。
おそらく最終回は復活の有馬記念といったところかしらね。ビワハヤヒデとの組み合わせで馬連3,290円。はい、僕それ獲りましたw
1期も、初回を観て、馬の擬人化に違和感を覚え、しかもレース後にはステージでアイドルっぽく歌うシーンを見て「なんだこりゃ」という気持ちで切ったんですが、あまりに評判が良かったのと制作がP.A.WORKSということで、再挑戦した作品。完走して、まあ面白くないこともないけど、いろいろと違和感という気持ちは拭えませんでした。
この2期も、冒頭でダービーなんですが、ほかは実名で競走馬を出しているのに、史実では2着で競り合ったレオダーバンは許可が取れなかったのか、架空の馬名でした。そして、キャラデザは1期よりも格段に落ちていますね。P.A.WORKSからスタジオ櫂に変更となった影響でしょうね。エンドロールでは制作協力にP.Aの社名が入ってはいましたが、キャラデザの絵とかを提供しただけなのかもしれません。
P.A制作じゃない違和感バリバリのソシャゲアニメ。3話まで様子見しますが、ちょっと継続視聴はどうかなあという初回でした。
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
うーん、やっぱり合わないですねぇ。
トウカイテイオーが骨折したのは史実通り。で、メジロマックイーンとライバル関係を演出するなら、なぜ菊花賞の前の週の天皇賞・秋、大外から武豊が斜行して18着に降着したことを描かないのでしょうか?
そして、菊花賞を勝ったのはレオダーバンですし、2着はイブキマイカグラですよ。
そういうのが気になって、ぜんぜん入り込めない。お好きな方にはごめんなさい。{/netabare}