タック二階堂 さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.5
作画 : 2.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
「またオレ何かやっちゃいました?」みたいにならなければ…
詳細は公式でも。
都会から遠く離れた田舎の村で暮らす少年のロイドは、軍人になる夢を抱いていますね。でも、彼は「村で一番弱い男」という評価をくだされていました。
そんなロイドは、軍人を目指して、王都へと旅立ちました。そして、魔法使いであるマリーの家を訪ねます。村で一番弱い男という称号だけに、ロイドは自信がなく謙虚なのですが、実はロイドの故郷であるコンロン村は、かつて世界を救った英雄の末裔たちが暮らす村で、一般的には桁外れに強かった。
というお話です。
一見すると、なろう系異世界最強ラノベという感じですが、原作はGA文庫のライトノベルですね。ま、ただ広くくくれば「なろう系」って言っていいのではないかという初回の印象です。
自分は弱いと思いこんでいたけど、最強の村に生まれて一般的にはめっちゃ強いよ―という。無自覚で異世界ファンタジー世界をチート能力で無双していくというのは、頭をよぎりますよね。「またオレ何かやっちゃいました?」というセリフでおなじみの某お孫様。
そんな感じにならなきゃいいですけどね。制作はライデンフィルム。東京圏では同曜日に同じライデンで「裏世界ピクニック」もありますが、そっちも主役が花守ゆみりさんで、メインキャラに茅野愛衣さんということで、毎週月曜は「花守茅野まつり」という感じでしょうか。初回の立ち上がりは、あっちのほうが出来が良さそうですけど、はたしてどうなりますか。
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
いやあ、のっけからウザいですねぇ、学園の3バカ的な何か。
ギャグが滑っている感じで、観ていてキツい。
そして、今んとこロイドの強さを感じさせる展開がない。ラストに、頑丈さだけが取り柄の学園のエリート的なキャラと一騎打ちすることになったのに、直前で魔法使いのお姉さんがさらっちゃうしね。
評価が急降下です。
そもそもの話で恐縮ですが、ラストダンジョン前の村の少年(って、いわゆるNPCよね?)が、なんで強いんだって話です。モブの村の少年はモブだよ。ドラクエだってそうでしょう?
ちょっと、キツくなってきたなぁ……。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
王様に魔王が取り憑いて、収穫祭で国を乗っ取る……的な展開のはずなんだけど……。
ずっと「違う、そうじゃない」という展開。
ロイドが俺TUEEEEEすればいいものを、どーでもいいギャグに落とす。しかも、スベってる。
で、結局なんとなくのハーレムになるという。異世界ギャグ系ファンタジーというのは「このすば」「慎重勇者」みたいなところを狙ってるんだろうけど、その2作とは比べ物にならないほど次元が低い……。
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}
前回まで、魔王が国王に取り憑いて云々という話をしていたのに、いきなり学校別対抗戦的な話になるという。
このへんなんですよね。違うそうじゃない展開。
しきりにぶち込むギャグは、相変わらずすべっていて面白くないし。
で、練習試合で主人公が出て無双するのかと思いきや、男装の美人先輩がしゃしゃり出て瞬殺。そして、実はマリーが好きでした、からのロイドと一緒に住んでてショックを受けます、からのロイドの兄貴に慰められるという。
違う、そうじゃない!
この「違う、そうじゃない!」という流れが、初回からずっと続いていて、ものすごくイライラします。そろそろ限界かな。次で判断します。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
もう、本当に期待する展開をことごとく外してる。
前回のラストから、なぜ冒頭にどーでもいいギャグ展開を入れますかね。さっさと練習試合始めてくださいよ。
ロイドが出るのはいいけど、なんの爽快感もない勝ち方。
敵の妹との対決もそう。なんで、そこで腕相撲なんだよ。で、なんで結婚しようになるわけ?
「このすば」「慎重勇者」やりたいのはわかるけど、致命的にギャグがつまらない。今期、話題になってるぶん、まだ「回復術士」「隠しダンジョン」のほうがマシです。ちょっと、ここで限界でした。
{/netabare}