ninin さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ハードルが上がりすぎた夏の日
全12話
ある夏の日、受験生で高校3年生の主人公 成神 陽太(なるかみ ようた)の前に、夏の終わりに世界の終わりを告げる自称神のひなという女の子が現れました。ここから陽太とひなのとんでもない夏休みが過ぎていくそして‥‥‥
原作は、Angel Beats!やCharlotteなどの原作を手がけた麻枝准さん、OP・ED・挿入歌は麻枝准×やなぎなぎさん、制作はP.A.WORKSと豪華で、特番のインタビューで麻枝准さんが原点に帰るようなお話ということで期待していましたが、終盤の盛り上がりが欠けていた感じがしました。
序盤、中盤まではひなが陽太たちを引っ掻き回すお話に、なにか他の思惑で動いているような連中とのお話がありましたが、終盤に接点があってその結果がエンディングに繋がります。
麻枝准さんの作品は結構壮大なお話になりがちでしたが、この作品はこぢんまりと終わった感じがします。私の感覚だと「Air」をイメージしました。
この終わり方は好き嫌いが分かれると思います。私には残念ながら響かなかったですね。
最後に、作画は綺麗でしたね。さすがはP.A.WORKSさん、花火のシーンは特に綺麗でした。